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ニトリ、ファミレスに参入

おはようございます!
大地球吾です

今回は、家具大手のニトリがファミレスに参入したという話を書いていきます

元ニュースはこちら

1.ニトリ、「ニトリグリル」を始める

家具大手のニトリは、新たに「ニトリダイニング みんなのグリル」を開始し、本記事執筆時点、ニトリに併設する形で、2021年3月にオープンした足立区梅島と、同年4月にオープンした相模原市の計2店舗がオープンしています

公式HPはこちら

2.コンセプトは、「ご家族でも、おひとり様でも、気軽に楽しめるおいしさを」

ニトリグリルのコンセプトは、「ご家族でも、おひとり様でも、気軽に楽しめるおいしさを」ということで、チキンステーキが500円、チキングラタンも500円と、飲食事業でも「お、ねだん以上。」のお店づくりをしているようです

また、「俺の」に対抗してなのか、「みんなの」としている辺りがニトリらしいですね

ちなみに、ニトリが飲食事業に参入するのは今回が初めてではなく、子会社「ニトリパブリック」は、いきなり!ステーキと提携し、いきなり!ステーキの店舗を運営していました
※梅島店、相模原店ともにいきなり!ステーキから業態変更する形でオープンしています

3.家具×飲食の成功例でイメージするのは、IKEA

家具や日用品を買いにきた客が立ち寄ることを想定して飲食事業に参入したそうで、具体的な数字は記載されていないものの、記事によればこのような状況下でもランチタイムには順番待ちの行列となることもあるようです

家具×飲食店の成功例として、真っ先にイメージするのはIKEAではないでしょうか?

広い店内を歩き回ると確かにお腹は空くのと、珍しい北欧の料理をリーズナブルに味わえるということで、とても人気なイメージがあります

また、レストラン出なくても、レジを出たところにあるドリンクバーとホットスナック等の軽食が食べられる場所は、ボリューム的にも金額的にもホットドッグとコーラをちょっとつまみながら一息入れるのにちょうど良いです

IKEAは、安いことはもちろんですが、北欧料理というのが差別化ポイントになっている一方、ニトリダイニングは安さ以外はメニュー数がまだ多くないのと、ファミレスにもありそうなメニューということで、今後どのような差別化を行っていくのか、楽しみです

4.経営統合した島忠とも新店舗をオープン

また、2020年11月にホームセンターの島忠の買収を発表し、経営統合して初めての共同店舗「ニトリホームズ」を埼玉県にオープンしたとのことです

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  ※島忠HPより転載


1階部分はホームズが強みを持つホームセンターの品揃え、2階部分はニトリが強みを持つ家具の品揃えを揃え、両社の商品がほぼ揃う超大型店とのことです

ニトリは、ベーシックな商品ラインナップの裏に、痒いところに手が届く便利商品が置いてあったり、頻繁に価格改定(主に値下げ)をしている印象があり、とてつもない企業努力をしているんだろうなと想像できます

その姿勢も買って、ニトリでよく物を購入しますが、本当に「お、ねだん以上。」と言えるものが多いと感じています

今後も、ニトリダイニングやニトリホームズ、そして本丸のニトリがどのように変化していくのか、イチ消費者として注目していきます

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