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かわりどころ|休学日記

コロナ自粛が約2ヶ月続いている。
ボクは普段からおうち時間だいすきインドア派なのであまり苦痛ではない。

とはいえ、この長い自粛生活を、より有意義な時間にするため、早起きをしたり、散歩や筋トレ、読書を日課にするなどの工夫はしてきた。

情けないことに、早起きに関しては失敗に失敗を繰り返している。
寝坊の原因は目覚まし時計にあるのかもしれないと思い、Amazon Alexaを使い始めた。「アレクサ アラームを止めて」と声をかけるまでアラームが鳴り止まない設定になっている。
にも関わらず、無意識に声をかけてアラームを止め、再び深い眠りに入っているのだ。意志の弱い自分に怒りさえも感じる日々である。

そんな中、散歩では新しい発見がたくさんある。
「こんなところに和菓子屋が!?」「こんなところに通り道が!?」「こんなところに石原さとみ似の美女が!?」
20年近く同じ場所に住んでいながら、道や家、人など知らないことだらけだ。
自分の知っている世の中なんて、ほんの一部でまだまだペラペラ。
これからの人生、伸び代しかないではないか。アハハハハハ

ここ1週間くらい、SNSでは「久しぶりに〜ちゃんと会った♡」といった類の投稿はよく見かけるようになった。

経済的にも精神的にも、自粛生活の限界はそろそろ近づいている。
そらそうだ。いくらインドア派で友人も比較的少ないボクでも、家族以外の人と会えないのはもうそろそろ寂しい。
普段は自分から誘わないボクが、「ZOOMで話そう」と珍しく声をかけることもあったくらいだ。
(サッカーの試合でキーパーが得点するくらい珍しい)

流行になっていた「オンライン呑み会」というものを友人とやってみたが、どう考えても「オフライン呑み会」の方がやっぱり楽しい。
自分の顔が画面に写ってそれを相手に見られている思うとなんだかすごく恥ずかしくて照れちゃうのである。

とはいっても、この「オンライン」が我々にもたらしてくれるものは大きい。
わざわざ1つの場所に集まらなくても会社の会議や説明会を開催できる。
今までは避けてきたリモートでの労働を、今回のコロナちゃん騒動で実施せざるを得なくなった会社も多いはずだ。
これからの働き方が大きく変わっていくだろう。

実際に先日5社合同のインターン説明会にZOOMで参加したが、すべての会社が一部の作業を除いてリモートで働いていると言っていた。
これからのインターンの業務もリモートで行うらしい。

変化しないと価値が下がってしまいそうな瞬間が、人や組織に関わらずあるはずだ。
自粛ばかりの今こそが、その”瞬間”と感じている人も多いのではないだろうか。

しかし、新しいことを始める際には予想もしなかったリスクやデメリットは付き物である。
カッコつけてマテ茶づくりを始めたら想像を絶する味(苦すぎ)でテンションが下がったり、健康なカラダ作りのためにサウナに通い始めたものの、張り切りすぎてぶっ倒れたり。
新しい挑戦をしたら最初はだいたい空振りだ。少なくとも自分はそうだ。

失敗は恥ずかしい。失敗したその瞬間はトリにでもなって地球の端の方に逃げてやろうかとも思うくらいだ。

だが、そんな”失敗”にこそ人間の魅力は詰まっているのだ。

失敗はなによりもおしゃべりや日記のネタになってくれる。
それに比べて、成功談を書いていても「くっさWWW」となってしまうのだ。
(失敗談ばかりだとダメ人間に思われるため、たまには書きたい)

だからもっともっと失敗したいのである。
まったく足りないのだ。体が失敗を欲している。
(ちなみに、前回の日記でも書いたが、ボクは生粋のドMなのだ)

失敗を得るためには挑戦する勇気が少しばかり必要である。

そんな勇気と失敗を繰り返す波乱万丈な姿をみなさんにお届けできるかもしれない。

次回もお楽しみに。

ほな、また。


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