見出し画像

2020年6月に観た映画

映画館が通常営業になった6月から、かなり観るようになってるな。
シネコンから、ミニシアターまで、いろんな作品を観てることがわかる。

42 PSYCHO-PASS FIRST INSPECTOR

なんと、PSYCHO-PASSを全く知らない友人のゆきこが一緒に観てくれた。
営業が始まったとはいえ、観客はわたしたち二人のみ。なんだか寂しいな。
First inspectorの感想は、別途noteにまとめようと思うので、tweetのみ晒す。

43 囀る鳥は羽ばたかない⑥

これも6回目で、この漫画未読のゆきこがまた付き合ってくれた。(仲良しか!!)
この日も、観客は二人のみ。まだまだコロナ怖い人が多いんだろうな。当たり前だけど。
もう6回目なので、前に感想を語ったものを載せておこう。

44 音楽

これ、主人公の声がゆら帝の坂本慎太郎だった。何の予備知識もなく観たので、エンドロール見てビックリ!!
しかも、主人公が歌うシーンは岡村ちゃんが吹き替えてるんだって!最高かよ!!

45 心霊喫茶エクストラの秘密①

某宗教団体制作の映画。
映画としては、何だろう、突っ込みどころが満載で、違う意味で楽しめたかもしれない。
主題歌や挿入歌が、耳に残ってしまいました。

46 幼い依頼人①

https://twitter.com/kyu_chan_ebicha/status/1271220518704738304?s=21

義母による虐待シーンに心が痛んで辛かったけど、救いある結末でよかったと思った作品。
主人公が切なくて泣ける。
あのぬいぐるみに弟が固執してなかったら、と思うと、救いがなくなるんだけども。

47 心霊喫茶エクストラの秘密②

不可解な箇所を再確認したくて2回目観ました。やっぱりいろんな意味で面白いな、これ。

48 Swing Kids

朝鮮戦争時の捕虜収容所の話なので、何ともこれもまた微妙な感じではあるけれど、やはり音楽というのは、民族や主義主張を超えて人を繋ぐものであると感じた。
主人公がタップダンスに目覚め、楽しそうに踊る姿は、戦争中だということを忘れさせてくれる。しかし、背負った民族は彼を放っておいてくれない。踊る喜びに彼らの青春の瑞々しい輝きを見た後のラストは戦争がどういうものかを痛感させられる。

49 淪落の人

外国人に少し偏見のある気難しい男が、健気に努力する家政婦の夢を応援し、彼女もそれに応えようとする、二人の間の信頼関係というか、おそらく周囲にはなかなか理解されない男の優しさにじわーっとくる。

50 エキストロ①

ドキュメンタリー的な映画。インタビューに出てくる石井竜也始め豪華なゲスト陣がどこまで本当のことを言っているのか、なんてこれが映画であることを忘れてしまいそうになった。
豪華な俳優陣が彼の日々の中の風景に現れる。
後藤ひろひとさんと言えば #天才万博 に出てるヒゲの歌の上手い方というイメージだったが、こんな面白い脚本を書く方なんだ。
ご本人も怪しいワークショップの講師として出演。

51 子どもたちをよろしく

生活保護を受けながら自身の娯楽にわずかな収入を使い、給料を前借りするクズなシングル父親とその子どもの少年の日常が描かれる。
彼を執拗にいじめる同級生は、それぞれ裕福な家庭に育ちながらも親の愛情をまともに受けているとは思えない家庭環境であり、もしかしたら息子のために給料を前借りしようとするクズ父が1番愛情を持って彼に接していたのかもしれない。

52 娘は戦場で生まれた

シリアの内戦の中妊娠、出産し、娘を育てながら内戦の中一般市民が巻き込まれて殺されてゆく状況をSNSを通じて発信し続けるジャーナリストの記録。
夥しい数のリアルな死体、巻き込まれて死んでしまった子どもたち。
これは作られた物語ではなく、本当に世界のどこかで今でも繰り返されている現実。
子どもの未来は大人が守らなければならないのに、現実はそうは言ってないことをカメラを通じて語りかけられているようだった。

53 幼い依頼人②

最終日駆け込みで観たのだけれど、今回観る機会が再度あったので、今度こそラストと思い行く。やはり義母の虐待シーンは何度観ようが辛くて胸が痛くなる。

54 世界でいちばん一貧しい大統領

念願のムヒカさんの映画。
お金がないなりに慎ましく暮らすムヒカ元大統領がいかに国民から愛されていたかがわかる。

55 エキストロ②

前回一部寝落ちで見落としがあったので再度観る。2回目で気づくこともが結構あるもんだな。2回目も楽しかったっす。

56 プリズン・サークル

島根あさひ社会復帰促進センターという、官民協働の新しい形の刑務所に2年間カメラを向けたドキュメンタリー。
ここでは、ドアの施錠とか食事の搬送が自動化され、囚人たちはカメラにより監視されているが、最も特徴的な取り組みは「TCプログラム(回復共同体)」である。
TCプログラムでは、囚人同士が対話をしながら、なぜ犯罪に至ったのかについて考え、更生を促す。
なぜ、犯罪に至ったのか、なぜ自分はここにいるのか。いかにして償うのか。繰り返さないためには何が必要なのか。自分自身の生い立ちまで遡り、犯罪と、自分自身と向き合わねばならない。
彼らもまた、幼い頃に経験した虐待やいじめ、貧困、差別の被害者者であるとも言える。
リワークプログラムに通い、認知行動療法のワークを毎週繰り返していた自分には、とても腑に落ちる更生のためのプロセス。再犯率はかなり低いという。
円く坐り、対話をする。相手の話に耳を傾ける。否定しない。このプログラムが、広く少しでも多くの受刑者へ届くことを願わずにはいられない。

57 21世紀の資本

ピケティの資本についての話をわかりやすく専門家のインタビューで紡ぐドキュメンタリー。
ある程度興味があって気を留めていれば、わかりきった内容も多く、途中寝落ち。
でも、わかりやすい内容ではあった。

58 精神0

想田監督が、観察映画の第2弾として撮影した「精神」の続編。
岡山の精神科医、山本医師に再度カメラを向けたドキュメンタリー。
山本医師は、妻の認知症症状が酷くなったことから、医師を引退することを決意し、次の一歩を踏み出そうとする姿を捉える。淡々とした日常の中に、患者からどれだけの信頼を得ているのかがわかる。
みんな、山本医師から診察を受けたいのだ。
そんな患者たち一人ひとりに丁寧に向き合い、引退後の受診方法を一緒に考えていく。

6月は全部で17本かぁ。結構観たな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?