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木曽川を望む絶景が見られる「猿啄城(さるばみじょう)展望台」

(この記事は2021年11月に書いたこちらの記事を再編集して書いています。)

2020年春に訪れた坂祝町の「猿啄城(さるばみじょう)展望台」。そこからの眺めがとても良かったので、今回ブログ記事にすることにしました。

猿啄城展望台

1. きっかけは犬山

猿啄城展望台を知ったきっかけは、対岸の木曽川沿い(犬山市)を歩いてる時でした。見上げると対岸の山の頂上に何か城っぽい建物が…。デジカメでズームして見ると、それが猿啄城展望台でした。「あの上から見下ろす景色は絶景だろうなぁ〜!」と思い、1ヶ月後に訪れることとなりました。

対岸から撮影した猿啄城展望台
対岸から撮影した猿啄城展望台

2. 最寄りは坂祝(さかほぎ)駅

猿啄城展望台の最寄り駅は、岐阜県坂祝(さかほぎ)町の「坂祝」駅。…と言うことで、私は自宅の最寄りである小牧原駅から名鉄小牧線に乗ってまず犬山へ。犬山駅で名鉄犬山線に乗り換えて鵜沼駅へ。ここでJR高山線に乗り換えて坂祝駅に到着しました。

坂祝駅

ちなみに坂祝駅前には、猿啄城展望台の方向を示す大きな看板や町内の施設案内図が設置されています。あと坂祝駅からも猿啄城展望台が見えます。下の写真の山の上にあるのがそれです。

坂祝駅前の案内板
坂祝町案内図(猿啄城展望台は地図左下)
坂祝駅から見た猿啄城展望台

3. 坂祝駅〜山の麓までのルート(所要時間:約20分)と駐車場

いまどきはスマホアプリがあるのでまず迷わないと思いますが、坂祝駅から猿啄城展望台のある山(「城山」)の麓までのルート上で、目印となるものを以下で紹介します。ちなみに所要時間は約20分です。

まずは坂祝駅から西に向かってしばらく歩き、踏切りを渡って高山線の北側に出ます。そしてしばらく歩いたて左に曲がると、「覚専寺」と言うお寺の横を通ります。

覚専寺

覚専寺を少し過ぎて右に曲がってしばらく歩くと、川沿いに「猿啄城跡入口」と書かれた大きな石碑が設置されています。この石碑には標高も彫られていて「275.3m」なのだそうです。

「猿啄城跡入口」と書かれた石碑

石碑の近くの橋を渡ると道が二股に分かれて、ここに案内板が設置されています。左側の道の先にあるのが猿啄城展望台の「第2駐車場」です。猿啄城展望台と「第1駐車場」に向かうには、右側の道を進みます。

二股に別れた道の案内板
二股に別れた道の案内板

県道345号(坂祝関線)の下をくぐり、坂祝パイパスの下をくぐって進むと、そこに「第1駐車場」と猿啄城展望台へと向かう登山道の入り口が現れます。ちなみに山中と山頂にはトイレはなく、トイレがあるのは第1駐車場のみです。

第1駐車場
第1駐車場にあるトイレ
駐車場にある城の説明
登山道入り口

4. 麓から山頂までのルート(所要時間:約20分、距離:約750m、標高:275.3m)

登山道入り口に掲げられてた案内によると、ここから山頂までは約750mあるそうです。所要時間は約20分でした。標高は上記の通り275.3mです。

『1』や『2』にある写真を見ても分かると思いますが、斜面は結構急です。しかし登山道自体はきちんと整備されていたので、割りと登りやすかったです。また途中開けたところでは眺めも良く、その点も良かったです。以下写真で紹介します。

まず登山道の入り口にある橋を渡ると、いきなり廃墟のような建物があり、ちょっとビビりました。「何だろう?」と思ったら、御嶽山信仰に関係した建物(教会)でした。こう言うのがあることから推測できると思いますが、この「城山」から御嶽山がとても良く見えます。

麓にある御嶽教城山教会
麓にある御嶽教城山教会
傾斜のきつい登山道
登山道途中の眺めの良い場所から見えた景色
登山道から見えた御嶽山
登山道から見えた御嶽山

また山頂付近になると、そこにも御嶽山信仰関連のものと見られる祠や石碑が点在しています。

山頂付近にある祠
山頂にある大きな石碑

5. 展望台から見える絶景!

頂上に到着。頂上には『4』の最後に掲載した写真の石碑と、今回の目的地である展望台があります。展望台はちょうど平らになってる部分の端に建設されているので、そこから見下ろすとまるで崖から身を乗り出してる感じ。さらに当日は風が結構強かったので、見下ろすのはちょっと怖かったです…が、景色は本当に絶景でした!

猿啄城展望台
展望台から見える景色(南東側)
展望台から見える景色(南側)
展望台から見える景色(南西側)
展望台から見える景色(坂祝町市街地)

あと動画も撮影したので、良かったら見てみて下さい。行った時期はちょうど桜の時期だったのですが、木曽川沿いの桜もとても綺麗でした♪

最後にこの展望台からは、こちらも眺めが良いことで知られる「明王山展望台」や、その先にある「迫間不動尊」や「迫間城跡」へと通じる山道が整備されてるようです。興味ある方は、これらの場所にも訪れてみてはいかがでしょう?

山頂にある「明王山展望台」「迫間不動尊」「迫間城跡」への案内板

最後に

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