論文管理/文献管理にScrapboxがかなりおすすめ

最近,仕事が捗らない感じがあるので,タスク管理にasanaを,文献管理にScrapboxを使い始める.
これが今結構ハマっていてよい.
Asanaはリスト型で使っていて,タスク配下に色々サブタスクをぶら下げる感じ.これはシンプルに使う.

で,推しがScrapboxで,こいつが文献管理,論文管理にかなり良い.

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ScrapboxはまあEvernoteとかOnenoteとかと同じノート管理のサービスなのだけれど,目玉機能に「リンク機能」がある.
これはノート間のリンクをとても手軽に作成できるというものなのだけれど,これが論文ごとのつながりを保存しておくのに最適.
最近「論文の読み方」という記事が流行ったが,これは真理だと思っていて(自分で気づくのにはすごく時間がかかりましたが・・・),サーベイをするということは,分野を概観するということなのだよね.その分野の中で自分の立ち位置をみつけるというか.

そのために分野全体の地図を作るべきだと思うんだけれど,既存の論文管理ソフト(MendeleyとかZoteroとか)はあまりそういう設計思想で作られていないと思う.(使い方が悪かったのかもしれないけど)
個人的には結構このリンク・つながりが大事だと思っているので,かつてMindmapとかでリンク/被リンクを管理しようとしたこともあるのだけれど,ノート管理のために作られていないからやはり使いづらかった.
なので,結局紙とかOneNoteとかで分散して管理していたのだけれど,その代替としてScrapboxがかなりイケている.

青色がリンクになっていて,赤色はリンク作成済だけれどまだ記事自体は作っていない状態.
この論文はなんの論文から見つけたのかという情報を,元記事にリンクする形で保存しておけば,ほとんど元文献のCited情報が保存される感じがある.素晴らしい.
リンクも '[' キーで一発リンクというのがかなり使いやすくて気に入っている.

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下の方には被リンクとかそういう関係がちゃんと保存されている.
あと何気にTex記法が使えるのもかなりいいですね..

当面の目標として手元の紙管理分を全部移したいなあ.
ここまで書いてこれは個別記事に切りたいなと思ったので,個別記事にすることにする.
Scrapbox的な考え方だ.

おもしろいものをつくるために,つかわせていただきます