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テッド・チャンの「息吹」を読んで,SFを色々読もうと思う

テッド・チャンの「息吹」を読み終わる.おもしろかった.
テッド・チャン氏は本業がテクニカルライターらしく,徹底的にサイエンスに立脚している.僕は仮にも技術職だが,全部納得の行く想像の話をしている,というかアイデアスタートだけれどそれを全部科学的事実で補強しているのか.これはまさしくサイエンス・フィクションだなあ.

訳を書いている大森望氏,何かで見たなと思ったらこの間読んだ伴名練氏の短編初期掲載媒体で見たのであった.「NOVA 書き下ろし日本SFコレクション」
いろいろ調べていたら大森氏も伴名氏も京大SF研究会のメンバーだったらしい.おもしろいなあ.いろいろなことが繋がっている.森見登美彦の「古本市の神」の話みたいだ.そして畢竟,この世は人脈.

ちょっとSFにハマったので色々読んでみようと思う.
ここらへんの記事を参考にした.とても良くまとまっていてありがたい.

円城塔めっちゃめちゃ好きだけど,SF作家の一員という認識はなかったな.というか円城塔は東北大SF研究会だったのか.
いろいろなことがリンクされていく感じはとても好きだ.

取り急ぎテッド・チャン氏の前作「あなたのための物語」と劉慈欣氏の「三体」をKindleで買った.
というか三体も大森望訳なのか,すげえ.

おもしろいものをつくるために,つかわせていただきます