最初の記憶
息子3人が成人し、これまでの人生を振り返ってみようと思った、もねです。
私の親は教師でした。父は校長先生、母は小学校と中学校の先生をしていました。
今は二人共80歳を超えました。耳も遠くなり足腰も弱くなり、でも、いつも大きな声でケンカばかりしています。これは、私が物心ついた時からずっとでした。
私は、小さい頃から、恐怖の中で毎日を過ごしていました。それらの事も、ここに正直に書かせてもらって、今ではとっても軽くなった心ですが、もっと軽くしていこうと思っています。
私の最初の記憶。
赤ちゃんの私が、父に抱っこされ「もねたーん、今日からここが新しいお家だよー」と言い、父が焦げ茶色のドアノブに鍵を差し込むと言う場面が記憶にありました。
それを中学生の時に父に言うと、父はびっくりした顔をして、「確かにそう言った。あれは、もねが生まれて3ヶ月位だったと思うなぁ。やっぱりそんな小さくても残ってる記憶ってあるんだなぁ。テレビでも言われてるの聞いたことあるもんなぁ」って。
このドアノブに鍵を差し込む
これが覚えている私の人生最初の記憶です。
自分でも記憶にある人生のスタート
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?