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ドローン用パラシュート

こんにちは!株式会社協和産業 ”PR DRONE SHOW”スタッフの倉増です!!
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ドローンの墜落

ドローンは通常気圧センサーやGPSなど複数のセンサーなどで制御されており、それらが正常に機能することで安全にその場でのホバリングなどが可能となっています。
しかし、山間部などではGPSの感度が悪い場所があるのでGPSのロストや、センサーの不具合などの理由でそれらの機能が正常に作動しなくなった時、高所で飛行しているドローンは非常に危険な重量物となり、人や物に衝突すれば重大な事故になりかねません。輸送を行う産業用ドローンは重量が軽い物でも10kg以上あるので、当たり所が悪ければ死亡の可能性もあります。

ちなみに墜落原因として多いものは
第1位:操縦者の人為的ミス(操縦スキル不足)
第2位:機体のメンテナンス不足(整備不良)
第3位:天候(急な変化など)
第4位:電波障害

結果から飛行前の機体のチェックや現場の電線など状況のチェックを怠った結果起きる事故が多いのが分かりますが、最近多いのがゲリラ豪雨や突風など急な気候の変化でのケースもよく見られるので皆様気をつけて下さい。
また、ドローンは電波通信による操作のため、山や電波塔など障害物のせいで電波の送受信ができなくなれば、機体が制御不能になります。電波遮断や電波の混信が発生している地帯での飛行は絶対無理しないで下さい。
このあたりの事故の責任などについてはまた後日ブログに書かせていただきます。

この機体は私も所有している機体なので、他人事ではないと感じました。

ドローン用パラシュート

そこで現在、輸送の人手不足解消と、都市部での渋滞による遅延などの解消が期待されるレベル4(有人地帯における補助者なし目視外飛行)飛行を行うドローンの墜落事故に対して、重大事故のリスクを少しでも軽減できるようにドローン用のパラシュートが開発されました。

このパラシュートの展開は火薬を使用していますが、通常の火薬は火薬類取締法により危険物輸送での飛行になってしまいますが、パラシュートなどの安全装置に使用する要件を満たした火薬は火薬類取締法に適用されず危険物輸送に該当しないので、安全装置の点火薬として使用する事ができます。

参照・火薬類取締法の適用を受けない火工品を指定する告示の一部を改正する告示(経済産業省告示第二百五号)(PDF形式:83KB)

火薬を安全装置の点火薬として使用することで、万が一無人航空機の制御をが失ったとしても瞬間的に展開することができるので、落下の墜落速度を抑え重大事故のリスクを軽減できると思います。

ドローン用エアバック

ドローン用パラシュートで墜落の速度を抑えることは出来ますが、それでも高所から重量物が直接人や物に衝突すれば無事ではありません。
そこで車にも装備されている衝突の威力を軽減させるエアバックを、ドローンにも装着できるよう開発中とのことです。

まとめ

自動操縦による有人地帯での目視外飛行は今後ますます期待されますが、有人地帯の上空で飛行する場合は常に墜落の可能性があるので、こうした重大事故になりかねない墜落のリスクを軽減させるパラシュートなどの安全装置は必須の装備ではないかと思います。またこういったドローンの安全装置の開発などで地域での安心・安全なドローン運用が可能となり、より一層、ドローン社会の普及が促進されると思います。

おわりに

株式会社協和産業”PR DRONE SHOW”では、『ドローンショーを身近な存在に』をテーマに、ドローンショーの展開を進めています。
ドローンショーを見た方の『笑顔・感動』を大前提に、新たな演出方法としてドローンショーを取り入れてみませんか?
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