キーボードの沼（ハマ）りかた
こんにちは、本日はキーボード沼にハマる方法をお教えします。
楽器の方ではないです。文字入力機器の方。
STEP 1 : キーボード沼適性検査
まずはあなたがキーボードに魅力を感じられるようになるか、その検査をしましょう。
チェックすべき項目はひとつだけです。
文房具にハマったことがありますか？
YES なら、あなたはキーボード沼の適性があります。
次の章に進みましょう。
NO でも、キーボードに興味があれば大丈夫です。
なぜこんなことを聞くのかといいますと、答えは単純。
キーボードは、文房具だからです。
傾向的に、文具が好きだったことのある人はキーボード沼にハマりやすいと思っています。ソースは私。
思い出してください。
初めて 1000 円以上のシャーペンを買ったときのときめきを。
ペンケースに数種類のシャーペンを入れ、気分によって使い分けていた頃を（あるいは今も）。
こんな経験がある人は、キーボードの沼にスムーズに引きずられていけるはずです。
なぜなら、私がそのパターンだからです。
ちなみに私はシャープペンシルはステッドラーの 925 35-05B と、伊東屋の Helvetica を使っています。
STEP 2 : 1 万円以上のキーボードを買う
さて、あなたに適性があるかを確認したところで、次に何をすればよいかをお教えします。
キーボードについて知ろうとしたときに、ググると大体の確率でキーボードの「キースイッチ」の記事が湧いてきます。
でも、まずは読まなくていいです。まだ知る必要はありませんから。
何も考える必要はありません。
何も考えずに、電機屋に行きましょう。
できれば品揃えの多いところがいいです。ヨドバシカメラや、ビックカメラなど。
キーボードのエリアで、キーボードを見ましょう。
そして、1 万円以上のキーボードを、買いましょう。
「キーボードに 1 万円も出すの？ 5000 円でも躊躇するのに？」
と思うかもしれません。
でも、文房具が好きだったあなたはそうでない人から言われたことがあるのではないでしょうか、
「え、シャーペンに 1000 円も出すの？ 300 円のでよくない？」
と。
シャーペンでいったら 1000 円のラインが、キーボードでは 1 万円である、ということです。
選ぶ理由はなんでもよいです。
あの日、文具店や書店で、心ときめく 1 本を探したときのように、キーボードを選んでください。
1000 円のシャープペンシルだと思って、その 10 倍の値段のキーボードを選んでみてください。
理由はなんでもいいんです。
配列やキースイッチなんてのはまだ知らなくていいんです。
デザインが好きだったから。
実機のうち心地がよかったから。
キー表面の文字の印刷が可愛かったから。
その時ときめいたモノを買うだけで、もうあなたは沼の住人です。
書くのが楽しくなったあの時のように、文字入力が楽しくなりますよ！
（もちろん自分の端末で使えるかどうかは確認してから購入してくださいね）
買ったキーボードに満足し、他のキーボードが欲しくなったら、「キースイッチ」や「キー配列」などの情報を入手してください。
ハマる前からそれらについて知る必要はないと思います。ただ、知りたいなら別ですよ！
以上、キーボード沼のハマり方でした。
最後に、私のおすすめのキーボードを紹介した記事のリンクを添えておきます。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
余談 : 私の使っているキーボード
完全に余談ですが、私の使っているキーボードも紹介しておきます。
HHKB Professional HYBRYD Type-S というものです。
ミニマルなデザインと、脳がとろけるうち心地、「墨」という名の色。
どこをとっても愛おしい最高のキーボードです。
値段は……調べてください。
私は学生ですが、月のバイト代をほぼこれに費やしてその月だけ娯楽がほとんどできなかった頃がありました。楽しかったですね……
どんなモノでも購入は計画的に！
それでは、よいキーボードライフを！
あなたが沈んできてくださることを、私はキーボード沼の底で待っています。
更新履歴
2023/5/7 軽微な誤りを修正しました。
2023/11/18 タグを追加したり一部太字にしたりしました。
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