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おすすめキーボード4選

残念ながら見出し画像のキーボードは出てきません! 高いから.

友人とキーボードについて話してたらもしかしてキーボード沼の人間が語るおすすめキーボードの話需要ある……? と思ったので記していきます.

ハマる前から数台持ってたりしてキーボードを通算6本ぐらい渡り歩いてきた私がおすすめのキーボードを経験と偏見で紹介します.
それぞれ,触ったことあったりなかったりしますが,まあ許してくださいな.
あ,4選と書きましたが最後の1本はゲーミングキーボードなので実質3選だと思ってお読みください.

とその前に,私の経験から導き出した,キーボードの選び方をすこしだけまとめます.といってもサイズに関してちょっと私の持論を書くだけです.
いやいやそんなのいいからお前のおすすめだけが知りたいんだ,という人はスクロールして飛ばしてください.

テンキーレスがおすすめ

キーボードはテンキーレスサイズ + 外付けテンキーというスタイルをおすすめします.
なぜなら,テンキー付き,いわゆるフルサイズキーボードは「デカい」からです.横長のキーボードをデスクに置くと,文字を入力するスペースとマウスが遠くなるのです.
そして特に学生である自分にとってそのクソデカいキーボードを勉強するときにいちいちどかすのはひっっじょーーに面倒なわけです.
そんなこんなでテンキーレスにしてます.
外付けテンキーの良いところはノートPCにそのまま接続してるので,出先でもテンキーを使えることです.これ,なかなか便利なことですよ.

1. ロジクール ERGO K860

まずはこいつ.
テンキーレスをおすすめしといて最初からテンキー付きってなんだよお前お前って感じですが,まったくもってそのとおりです.
これは使ったことがあります.手放しちゃいましたが.

キーボード好きが勧めるキーボードがうっすいやつで驚かれるかもしれないのですが,ノートPCなどのパンタグラフ式キーボードよりもストークは深く,打ち心地もけっこう良いです.
なんで手放しちゃったんだろう,たまに打ちたくなります.

しかし,打ち心地なんてのはこのキーボードのウリではないのです.
見て分かる通り,このキーボードは人間工学に基づいたらしい,いかついフォルムをしています.バームレストは取り外し不可.もちろんデカいしまあまあ重いです.
でもそんなことがどうでもよくなるぐらい,このキーボードは快適です.
自然な姿勢で打てるようになりますので,肩や腕の疲れが軽減するのは確かです.
テンキーがついてても買う価値は大いにあると思いますし,付属のUSBレシーバーでもBluetoothでも接続が可能です.3台まで接続可能で専用のキーがあり押下することで簡単に接続デバイスを切替可能です.
電源は乾電池.電池ボックスにはUSBレシーバーを入れるスペースもついてます.
キー印刷を見ていただければわかる通り,Macにも対応しています.

気になる点としてはやはりデカいという点と有線接続に対応していないという点です.ゲームをするには不向きです.

こんな奇妙な形のキーボードを使ったら普通のキーボードは使えなくなるんじゃないの? という疑問に関しては大丈夫です.
あなたには,いままで使ってきたキーボードでのポテンシャルがすでに備わっているのですから.

2. ロジクール KX850CL MX MECHANICAL MINI

さて,お次はメカニカルです.
これは使ったことないです.完全なイメージで書きます.
とその前に,メカニカルキーボードについて少し解説.

メカニカルキーボードとはチロルチョコみたいなキーが敷き詰められていて,カチャカチャいうやつという解釈でOKです.

メカニカルにおいて重要なのは「軸」です.
軸とは,キースイッチの種類のことで,キーボードの感触,つまり打ち心地を左右するものです.
メカニカルキーボードの軸には,主に「赤軸」「青軸」「茶軸」の3種類があります.

赤軸の打鍵感は「リニア」と呼ばれ,キーが軽く,3種類の中ではいちばん音が静かなタイプです.手が疲れにくいらしいです.私は赤軸しか買ったことないので比較したことはないです.もちろん,赤青茶軸全部触ったことはありますけどね.

青軸の打鍵感は「クリッキー」.クリック感の大きい,マウスのスイッチみたいにカチカチ鳴るタイプです.好きな人は好きなやつ.キーは重めです.

茶軸は「タクタイル」.赤軸と青軸,両方を足して2で割ったみたいな,中間の存在です.適度なクリック感とキーの重みがあります.

あとはゲーム用に少し押しただけでも反応する銀軸やメーカーによって独自の軸があったりします.

さて,ではこのキーボードの話に戻りましょう.
MXシリーズというのはロジクールの中でもフラッグシップにあたる高級機で,キーボードやマウスなどが売っています.
このKX850はMXシリーズのキーボードで初めてのメカニカルキーボードです.
気になる軸は……赤青茶の3種類から選べます!
上のAmazonのリンクは赤軸ですが,このページで選ぶことができるようになっているはずです.
メカニカル初めて! という方は赤軸か茶軸がよいと思います.青軸はけっこう癖が強いですからね.

接続はBluetoothとロジクールのLogi BoltというUSBレシーバーでの無線接続に対応しているようです.
USB-Cによる充電のリチウムバッテリー式で,バックライトもついてます.

使ったことはないので気になるところなどはわからないのですが,まあとりあえず見てみてください.
あ,テンキー付きも存在しますよ.

3. 東プレ REALFORCE R3S

さて次はキーボード界の2大巨頭のひとつ,東プレのREALFORCEを紹介します.ちなみにもう2大巨頭のもう片方はPFUのHHKBというキーボード(この記事の見出し画像のやつです)なのですが,キーが東プレのものなのでほとんど同じです.あいつは東プレより高いしファンクションキーもない変態配列なので紹介しません.
ちなみに東プレに関しては触ったことはありません.

今回は調べた感じ安めの(それでも2万する)価格のものがR3Sだったのでこれを紹介していますが,REALFORCEにはキーの荷重やサイズなどめっっっちゃ種類があるのでREALFORCEというキーボード全体を紹介している,と思いながら読んでほしいです.

このキーボード,メカニカルキーボードのように見えますが,キースイッチの種類が根本的に違います.
これは「静電容量無接点方式」というキースイッチのキーボードで,名前の通り電極が接触しない「無接点構造」を採用しているものです.

物理的接点を持たないので,耐久性が高く,ATMなど業務用のスイッチに使われていたりします.
そう,まさにセブン銀行のATMについてます.
これから意味のわからない比喩表現やオノマトペでこのキースイッチがいかに素晴らしいか書いていきますが,なんだよそれ,と思った方はセブンイレブンに行って触ってきてください.

静電容量無接点方式のキーボードはよく「キーボード好きなら1本は持ってる」とか「キーボード沼のひとつの到達点」とか言われます.
その理由はずばり,打ち心地が「至高」だからです.
その打ち心地というのは,打鍵音に起因すると私は考えています.
このキースイッチは,メカニカルキーボードでよく鳴る「カチャカチャ」という音はしません.
「スコスコ」や「ストスト」がいちばんわかりやすい擬音でしょう.
なんでこんな音がするか,静電容量無接点方式のキーの音は「擦れ音」が主体となっているからです.
なんと言ったらよいか……まるで木材同士が擦れる音のような,なんともいえない音がします.
どのぐらいいい音かというと,2大巨頭の一角HHKBの公式がASMRを出しているぐらいです.ほら.

やみつきになりますよ,ほんと.
なんなら,私はこの文章を静電容量無接点方式のキーボードで書いてますからね.

ここまでさんざん褒めちぎってきましたがもちろんデメリットもあります.
それは,「高額」であることです……普通に2,3万円ぐらいします.

さて,キーの話はここまでにして,東プレのキーボードについて少し紹介します.
東プレの出しているREALFORCEシリーズには前述のとおりめっっっちゃ種類があります.これはどういうことかというとキーの重さが30g,45g,変荷重の3種類があったり,色が白と黒があったりワイヤレスだったり有線だったり……といった違いです.それらをひとつひとつ考えていくと組み合わせの計算でめっちゃ種類が多くなってしまうのです.
変荷重というのは確か小指で打つキーが軽くなっていたりキーによって荷重が違うやつのことです.変荷重は触ったことないからワカラナイ.

なんかREALFORCEにはお高いキーボードあるあるのソフトウェアでキーマッピングを変えられる機能の他にもキーの反応する位置まで変えられるというすごい機能もついてます.

正直種類について書いてたらもっと文字数がすごいことになっちゃうので,選び方は他のサイトを参照してください.
ちなみに今回上にリンクを貼ったものは白で有線でWindows印字で日本語配列でレーザー印刷で45gのテンキーレスサイズです.要素が多すぎるぜ……
REALFORCEはピンキリなので自分に合ったものをお探しください.

え? いくらなんでも高すぎるって?
そんなあなたにキーボード好きがよく言う「買う言い訳」をご紹介します.
例えば2万円の静電容量無接点方式のキーボードを買う場合,耐久性が高いから5年は保つ,としましょう(ちなみに10年使っても壊れないという証言まであります).うるう年の存在をないものとすると,1年は365日ですから,5年では1825日です.
そうすると2万円を5年かけて消費するのですから1日あたり約11円,1ヶ月では329円になります.あれ……? 安い……?
以上,危ない話でした.

4. RAZER HUNTSMAN TOURNAMENT EDITION

さて最後におまけとして私がゲーム用に使っているキーボードを紹介します.
まあまあ有名なゲーミングブランドRAZERの,メカニカル赤軸のゲーミングキーボードです.サイズはテンキーレス.

接続は有線のみなのですが,ケーブルが取り外せるので取り回しが楽で気に入っています.
品質もよく,安っぽさがないのでコスパがいいゲーミングキーボードだと思います.え? 1万超えてる時点でコスパなんてない? キーボード好きの感覚は狂ってるんです.ご了承ください.

こいつのデメリットは赤軸で静音キーのはずなのに金属の反響音がしてうるさい,ただそれだけです.
でも反応は早いのでさすがゲーミング,といった感じです.
光るのも意外とテンションあがります.

おわりに

おすすめのちゃんとした理由もあまり書かずだらだら思ってること書いただけの記事ですがどうかお許しください.こんなガジェオタの駄文が誰かの役に立てば幸いです.
あ,あとね,メカニカルとかの高さが高いキーボード買うときはパームレストも一緒に買うのをおすすめします.ないと手が死ぬよ.
一応私が使ってるやつのリンクも下に載せておきます.ふかふかで手触りがよいです.

最後まで読んでくださりありがとうございます.

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