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続・やまんばの森の学校に参加しました。

12月3日

昨日の続きで、本日は製材の行程を学びました。

室根の菅原木材様にて、専属の方の機械オペレーションを見学させていただきました。


帯ノコ
少しずつ、面を取っていきます

5分の板をとりながら、製材していきました。


大槌町にて地域おこし協力隊で林業を担う、川原田さん。動作を教わり、

私も一緒に実際に製材機を動かしました。



なかには腐りの入っている材もありました

虫の入った材であっても、やまんば森の学校の先生、大工棟梁の川原さんは、
「製材しておけば、寒くて虫はやられてしまうので、大丈夫。腐っていても、使う場所を考えれば十分に活用できる。
実際の市場では、腐りや虫の入った材は廃材として捨てられるけれど、(私は)木を大切に使ってあげたいんです。」と話します。

木を生き物として、そして家を衣食住の全てとして考えれられる川原さんのお話はとても興味深いものでした。

板の厚みを見るための目盛り

帯ノコが左右にぶれることで、数ミリの誤差が生じてしまうのだそうです。
その際は、面ギリギリに、帯ノコを撫でるようにかけ直し修正します。

そのように細かく、約4時間、製材機を稼働させて

この分の材が仕上がりました。
一本の木から製材するのにかかる労力と、
そして寸分の狂いなく製材するには相応の技術が必要であることを学びました。

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