見出し画像

みんなもブルリフ帝、やろう!(提案)

今更になって『ブルーリフレクション帝』をプレイし始めた。


発売当初から欲しかったといえば欲しかったが、例のごとく忙しくて買うタイミングを逃していた。
最近youtubeかニコニコのおすすめでブルリフ帝の淫夢実況動画が流れてきて、なんとなくで観てみたら結構面白く、「いや、これを淫夢実況で消化しちゃうのは勿体ないだろ……」とちゃんとプレイすることにした。
※というか、ブルリフ(淫夢)単体でwikiが存在する辺り、淫夢の人達とブルリフ好きな層割りと被ってるんやな……と思いました。

今のところ9章はじめ、ゆうきのココロトープを攻略し終わった辺りだが、前作から色々と進化している部分も多く、ストーリー面でもきちんと牽引力のあるものになっていて良かった。

前作をプレイしたのも結構前なので色々と忘れてはいるが、それでもバトルシステムは明確に良くなっていると思う。所謂タイムライン方式のバトルだけど、技を使えば使うほどエーテル(行動値)回復速度が増し、どんどんより早く、より強い技を使えるようになるというシステムは新世代のコマンドバトルシステムとして優秀だ。最初は技のダメージが抑えめだけど、コンボによってどんどん威力を増していくのもスピード感を加速させる。一つ欠点があるとすれば、ゆっくりと敵の行動を見てる余裕がないので、敵がどんな攻撃をしてきたかをイマイチ把握できないことだ。終盤になればなるほど「なんかよく分からんが適当にスキル打ちまくってたら敵が死んだ」状態になる。そういう意味では難易度は緩めだ。

※ライザのコラボステージは除く。割りと序盤からイケるようになるダンジョンだが、適正レベルと敵の強さが噛み合っていない。なんならレベルマックスでも厳しい。兎に角アイテムもじゃぶじゃぶ駆使していかないと攻略は厳しいだろう。

ただまぁ、本質的にプレイヤーがブルリフに求めているものは女の子同士のイチャイチャなので、バトルに歯ごたえがなくても問題ない。いや、さすがにボス戦とかになると考えてスキル使わなきゃ普通に死にますが……。

前作の幻、アニメのR同様、今作も女の子同士の交流がメインの作品になっている。

「少女たちが紡ぐ透明な青春」
そういったものを再現する上で、ブルリフより上手い作品を僕は知らない。この作品は兎に角思春期にある少女たちの絆や想いを何よりも大切にしているし、それ自体が“フラグメント”という形でシステムの核になっている。
戦闘に有利な効果を持つフラグメントを集める方法が女の子とデート(比喩ではなく本編内でデートと表記されてる)だったり、戦闘に有利な効果を付与出来る施設開発が実質デートスポットの開発だったり、兎に角女の子同士でイチャイチャさせることに余念がない。ぶっちゃけブルリフを百合要素抜きに語るのは無理である。

好感度が上がると手を繋ぐようになる


メインストーリーでもガッツリそういう描写あるしな。ゆうき×れなさんの存在だけでブルリフ帝の評価を5段階ぐらい上げている(適当)。

勿論そういったイチャイチャ面以外でも、
「海に囲まれ孤立した学校に集められた記憶喪失の少女たち」
「なぜか自分(主人公)だけが記憶を保持し、どうやら自分の居た世界と他の子達の世界は別らしい」

といったメインの設定や謎も興味を引かれる。徐々に明かされるこの世界の秘密と、外の世界の現状。ココロトープに映し出される少女たちの過去。要所要所でプレイヤーに興味の対象をぶら下げてくれるので飽きさせない構成だ。

特にココロトープと呼ばれるダンジョンは前作のような単調な作りではなく、どれも凝った作りになっていて探索してるだけで楽しい。ダンジョン内の景色が=で少女たちの心象風景なので、キャラの掘り下げとしても機能している。

特にれなさんのステージ(深層)は幻想的で綺麗だし、当人のエピソード含めて浸っていたくなる空間だ。ゆうきのココロトープで2面以降がれなさんと共通というのもにくい演出。ゆうきにとって自分の世界を変えてくれたのはれなさんだというのが2層段階で分かり、深層に至っては本来存在しない過去をれなのココロトープをみたことで構築したものだ。あまり深掘りするとネタバレになるのでこれ以上は言いません。
ゆうき×れなはガチということだけ覚えてください。

あ、あとね。僕はRのほうは途中で視聴辞めちゃったんだけど(忙しくて時間が取れず……)、岸田メルデザインまんまに3Dで動くひおりちゃんの破壊力がヤバすぎてまた観たくなっちゃったよ……。

リフレクター衣装のデザイン一番好きかもしれん。二番目はしほさん。

なんつーか、ひおりちゃんとのデートは全部破壊力高すぎてもう恋なんよな。元気で明るくみんなのことを気遣えて、でもちょっと自分をないがしろにしちゃうとこがあって……ひおりちゃんを観てると心配になっちゃうな。あおちゃんより年上なのに妹属性をビンビン感じるのも気が狂^~

……は? ひおりちゃんはみおさんと結婚するんだが? そうでなくてもお姉ちゃんはるかちゃん以外認めませんよ?

チクショウ! 図らずも百合の間に挟まる女になっちまう!!!

あおちゃん。マジで彼女持ちだろうと構わず食っちまう女なので終始「寝取られやんけ~~~~!!!」と思いながらプレイしていた。

違うんです。フラグメント回収のために仕方なく……。

あおちゃんはホンマ攻めにも受けにも転じられるとんでもない女たらしやで……。

ブルリフ燦が男主人公で若干荒れてるけど、それはそれとしてブルリフ帝はいいゲームだからみんなもやろうね!
























ブルリフSくんが男主人公だって判明して憤る気持ち。俺はスゲェ分かるよ。俺はさ、ブルリフって「女の子たちの透明感のある絆と想いの物語」だと思ってたし、公式くんも少なからず「女女をやるぞ!」「百合モノとして売り出すぞ!」って気概でやってると思ってたからさ、俺もそれに応えなきゃなって気持ちでプレイしてたんだよ。

でも公式くんと俺との間には認識の違いがあったみたいだね。俺ずっと、ブルリフは“そういう”シリーズだって勘違いしちゃってたよ。

勿論ブルリフが男主人公でもいいだろって奴もいるからさ、これは俺と公式くんの解釈違いってだけなんだけどさ。じゃあ俺が今まで観てきた、プレイしてきたブルリフって何? 全部幻だったのか? 俺が感じていたブルリフのテーマとか雰囲気って、全部公式が想定していないものを勝手に感じ取っていただけ?

「こんなに俺とガストで意識の差があるとは思わなかった…!」


この記事が参加している募集

#買ってよかったもの

59,027件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?