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【重要速報】23年夏教採で出題必至の新資料がついに出そう!

■教育関係者が、ずっとずっと注目してきた12年ぶりの新資料

こんにちは。月刊『教員養成セミナー』編集部Oです。
先週末の8月26日のことですが、こんなニュースが飛び込んできました。(下記見出しを押すと、時事通信社のHPに飛ぶので、教採受験生は必ず一読を!)

生徒指導の手引書改訂へ 12年ぶり、校則公開求める―文科省

恐らく、教育関係者は、この見出しで「生徒指導の手引書」=『生徒指導提要』だとピンと来るはずなのですが、教採受験生の皆さんは、いかがでしたでしょうか(ピンと来なかった方は、教セミを読んでください!)。

『生徒指導提要』とは、「生徒指導」の理論や実践方法などを、学校・教員向けに詳しく解説した「基本書」で、バイブル的な存在です。
今の『生徒指導提要』は、2010年3月に出されたものなのですが、ついに改訂版が出そうだというのが、このニュースの骨子です。

現行(旧版)の『生徒指導提要』。毎年、『学習指導要領』と並んで超頻出なので、改訂版が出たら対策必須です。

実は、この『生徒指導提要』の改訂版、当初は2021年度中に発表される予定でした。
ところが、「協力者会議」が長引いていて(こういった資料は、文科省や大臣が独断でまとめるのではなく、有識者が議論してまとめます)、発表がずれ込んでいたのです。

編集部的には2021年度中に公表されたら、即分析しなくちゃと、気合を入れていたのですが、延期となって、やや肩透かしとなった経緯があります。
恐らく、全国で教員志望者を指導する先生方も、いつ発表になるのだろうと、注目していた資料に違いありません(当方にも、何人かの先生から、「情報ある?」と問い合わせがありました)。

■『生徒指導提要』、ハンパなく教採で出題される資料として、密かに有名です

教員採用試験でよく出題される定番資料としては、『学習指導要領』が有名どころで、受験生の方々も徹底的に対策されます。
ところが、『生徒指導提要』に関しては、理由は詳しくリサーチしていませんが、受験生に「ちゃんと読んでください」と言っても、あんまり反応がよくないのです。
ここだけの話ですが、これまで『生徒指導提要』を特集した号は、部数が落ち込むという傾向がありました(「提要」って言葉がよく分からないから? 名前が地味だから? 古いから?)。

でも、実は『生徒指導提要』も、超頻出。教師の仕事は大別して「学習指導」と「生徒指導」に分けられます。前者のバイブルが『学習指導要領』で、後者のバイブルは『生徒指導提要』です。両方とも、対策必須だと、口を酸っぱくして受験生にお伝えしたいのです。

■今は「校則」についての記述が注目されているが……

8月26日の報道では、マスコミ各社は、改訂版の『生徒指導提要』の「校則」に関する記述に注目しているようです。

(時事通信社のニュースより)

新しい記述なので、この部分も試験に出題される可能性は、もちろんあります。
でも、教採対策目線で見ると、きっと違った出題ポイントがほかにいくつもあるはずだと予想しています。

どこが出題されそうかは、全文が正式に公表され次第、編集部で解析して、本誌で詳しく、例え部数が落ちようとも、お伝えすることにします。続報をお待ちください。

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