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好きだけど、どうしても受け入れられないラスト

昔物凄く好きだった漫画の一つにバサラがある。『BASARA』は 田村由美さんの作品で、本当に好きで新刊が出るのを楽しみにしてた。

けれど、予想してたラストの一つなのだけど、どうしても受け入れられず、珍しく手放してしまった作品。

もう本当に、スケールの広さやストーリーが壮大で、少女漫画の恋愛要素と少年漫画の壮絶な戦いの描写が絶妙に混ざり合い、何とも言えず借りて読んだ後すぐに買い直して手に入れてたな。

そんなに好きだったのに、どうしてラストがダメだったんだろ?皆泣いた〜とか、感動したって言ってたのに···

私は樹なつみさんや吉田秋生さんの方が好きで、両作品はほぼ未だに所有しているのに、田村由美さんのは、他1作以外は読んでおらず、そして全て手放している・・・

多分、根本的に少年漫画をほぼ読まない事にも繋がるのかもしれないけれど、なんかラストは少年漫画のスケールに突然少女漫画の要素が色濃く出てて、あぁ、そうだよね、と言う感じだったんだろうな・・・

少女漫画としては本当に良いラストだったと思うし、少女マンガはやっぱり恋愛に絡めた話!が主なのだから、恋愛がどうなるのか!?は、凄く重要なんだけど。

戦いと恋愛の要素が絶妙で、クライマックスのシーン以外は本当に好きなんだけど、な。

少年漫画を殆ど読まないのに、少女漫画的要素が色濃くでたラストに拒絶反応が出たってのが、何とも変な感じするんだけど。

ただ当時みんな感動した〜···って言ってたから、誰にもそれは打ち明けられなかったのだけれど・・・

最近になって、電子書籍サイトのトップページに田村由美先生の漫画が掲載されてて、懐かしいなぁ〜、もう一度読んでみたいな、とちょっと思い返してる。

あの拒絶の感覚。凄い好きだったのに、何だろう。その答えが、もう一度読んだら見つかるカモしれない。

最近人気の『鬼滅の刃』、漫画を読んだこともアニメを観たことも無いのだけど、書評を見てなんとなく、通ずるもにが有る様な気がする・・・って思った。

もし両方読んだことある人居たら、聞いてみたい!!

バサラは父と兄の仇と村の為に!!で、鬼滅の刃は妹の為に!!戦いに挑む。自分の為では無く、大切な誰かの為に無謀とも言える強大な力に対して戦い挑んでゆく。お互いがお互いの正義の為に戦う。

なんか本当に今度部屋が片付いたら、電子書籍で読み比べてみようかな、なんて思う。










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