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【BOOK log_1】そうか、日本人だから仕方なかったのか


カレンダーにマーキングをすることにした。


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図書館で、読みたい本を予約している。

最大15冊予約できて
家族4人分の図書カードがあるから60冊予約ができる計算になる。

本屋さんで
買うほどでもないけど目を通したい
一度きりしか読まない


と思うものは積極的に図書館を利用するようにしている。
(捨てる時のことをすぐに考えてしまう習性があります)


今回の本は、そういう類の本。


予約したことさえ忘れていたけれど
過去のわたしはこれを読みたいと思ったよう。


過去のわたしに予約してくれてありがとう。と思う。


毎日を少しプラスに持ち上げてくれる一冊だったから。

著者は幸福学の日本における第一人者の前野隆司さん



「孤独」

1人になることは寂しい
1人でいられるほど強くもない


それは人の中で生きる人間にとって当たり前の感情だと頭の中では思っている。でもどこかで、それを平気と思いたいわたしがいる。



1人でも、しなやかに軽やかに生きる大人の女性になれればうれしいなと、30年後くらいの自分を想像して思う。



わたし的よかったところは

・わかりやすいこと
・すぐに実践できるレッスンが書いてあること
・「孤独」は日本人なら感じやすくて当たり前と思わせてもらえたこと


人は1日に数万回の思考をしていると言われている。
その内の8割がネガティブなものならしい。

だから、意識してプラスに変えていきたいと日々思っている。



日本人は心配性遺伝子を持っている人が多いんだそう!

幸せホルモンとの別名をもつ「セロトニン」という脳内物質がある。
分泌されると心が穏やかになり、物事を前向きにとらえるようになると言われているもの。

このセロトニンの分泌量が、日本人はとても少ないらしい。むしろその反対の心配性の遺伝子を持っているのが約8割の日本人



これを読んで、ほっと安心できた。


「あーわたしだけじゃないんだ」


そっか
だからかぁ


こんな風に安心感を感じること自体が、心配性の遺伝子を持っている約8割の人間であることの証明ともいえる。


日本人はもともと心配性な人が多いのです。独りで暮らしていたり、誰かと違うことをしていたり、誰かに何か言われたりして、必要以上に不安になったり、疎外感を覚えたりするのは、遺伝子のせいなのかもしれないのです。

「幸せな孤独」


ふむ。


これに続く文章が好き。
ネガティプを、プラスに変換してくれている。

心配性という言葉にはネガティブなイメージがありますが、この遺伝子が日本人の得意な細やかな作業を可能にしているというプラスの面もあります。
着物、神社仏閣、自動車、家電機器など、日本製のものには、細部までこだわり抜いた素晴らしい品質のものがたくさんあります。

ものづくりだけではなく、人をもてなす細やかな心配りも海外のサービスと一線を画すといわれます。 

このような日本人のどこまでも繊細な気遣いは、心配性の遺伝子の影響が大きいのではないかといわれています。

「幸せな孤独」


一見ネガティブに思えることも、アチラ側から見るとプラスになる。


短所や長所なんてものは、その時その場所その相手だからこそ言えるもの。


短所を長所に言い換えたり、そういう所があるから得られたものは?と定期的に自分に聞いてあげるのはたいせつなことだと思う。


なんせ、思考の8割がネガティブな「人間」という生き物だから。
放っておいたらネガティブで満たされてしまいそう。


新緑。
太陽に向かってまっすぐ葉を広げる姿は
なんだか惚れ惚れ。


_わたしが取り入れたレッスン


書籍の中には24の手軽なレッスンがあって、どれも取り入れやすいものばかり。

その中でやっていったのが
「カレンダー・マーキング法」

ものすごくいい日だったら「◎」
まぁまぁいい日だったら「〇」
そうでもない日だったら「△」
と、一日の終わりにつける。
3週間ほど続けると、自分がどういうときに幸せだと思うのか傾向がみえる。

「幸せな孤独」

「×」をつけないのがミソ、というかお気に入りポイント。

元々、家が大好きでできればだれとも会いたくない。

というのが、わたしのしあわせな毎日のために大切なことだと思っていた。

でも、わたしは人が大好きで出かける事も好きだという真逆の発見があった。

さらに、お天気が良いと連日「◎」!





それに気づいてからは

用はなくとも外へ行くようにして、積極的に知らない人にも声をかけるようにしている。例えばレジの人とか、ご近所の方もあいさつだけじゃなくてお天気の話題を振ってみたり。


遠くへ行く必要はない。
近所の公園で十分。



たいていにおいて、自分のことはわからないもの。


どんなアプローチからでも
自分のことを知るチャンスがあるなら知っていきたい。


こう書くと自分のことしか考えていないみたいだけれど、それは一部合っていて、一部間違っている。


自分がしあわせに毎日を送ることが、家族、周りの人につながっている。その連鎖のようなものの中にいられると思うとそれだけでうれしい。



ということは?
結局自己満足かな。

‥‥それでも、まぁヨシとする。

自分を知る道に終わりはない、だから生きることは楽しいのかもしれない。




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