見出し画像

偶然にも

電動自転車により快適な日々を送っている。購入した際に、車体のカラーを人気のものを避けた経緯がある。それは遠目で自分の自転車と認識できる方が良いと思っていたからである。実際、他の自転車とすれ違う度に選んだカラーで良かったと思う。人気のカラーであったなら、飽きるほどによく見掛けるからだ。

ところがである。とある駐輪場に停めた時のこと。帰り際に自転車に鍵を挿したのにロックが解除しないことがあった。何度も試みたのだが、同じ結果であった。それは自分の自転車であると思っていたのだが、実は他人の自転車であったのだ。

実は、以前にも似たような経験をしたことがある。あの時は自動車。T社のプリウス(車名を記載しているのでT社としてもお分かりのはず)に乗っていたのだが、駐車場に荷物を取りに行った時のことである。ピッとリモコンキーで後部座席のロックを解除してドアを開けたのだが、自分の荷物がない??再度、自動車を確認すると、なな何と他人の自動車であることが分かった。この際も、ほぼ同じ場所に自動車を駐車していたのだが、車体のカラーが人気のシルバーであったことから偶然にもこのような経験をしてしまった。この日以来、私は車内に荷物を置くことを避けるようにした。流石にリモコンキーでエンジンの始動はできないが、ドアの開閉が可能であることは後々調べてわかったことだ。しかし同じ信号を発信するリモコンキーは極稀であるということも知った。正に偶然とは恐ろしいものだ。

今回も車体のカラーも同じ、付属の部品も同じ。駐輪場に停めた位置がワンブロック違っていただけなので、自分のものと思っても仕方がないと思う程であったことは最早言い訳となるだろう。折角、他人と違う自転車を購入したのに、ここまで同じであったことは驚きであった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?