伝えたい想いは言葉を上回る
オンラインの打ち合わせって、リアルと違って会話がぎこちなる事あると思うんです。
僕もface to faceの方が自分の想いを伝えやすいし、逆に相手の状況も理解しやすい(と思っている)。
このブログでも何度か書いていますが、定期的に英会話レッスンを受けています。勉強はあまり好きじゃないんですが、やっぱり使わないと忘れてしまうし、会話だとそこそこ続くものです。半分は趣味ですが(笑)
今日もレッスンを受けたんですが、なるほどなーと思うことがあったので共有します!
「伝えたい想いは言葉を上回る」
基本的にレッスン中は全て英語で、時々日本語を話せる先生もいます。先生を変えるのは自由だし、気に入った先生がいればずっと同じ先生でもOK。マンネリ防止や緊張感をもって話せるので、面白いシステムだなと思っています。
でも続けていくと「この人面白い」「何か気が合う」という人と出会うんです。何回か受けていると、先生も覚えてくれるので初めましてのあの緊張感がないのでラク。
ガッツリ単語を覚えたい、文法を学びたい人に向けたコースもあるんですが、僕はただひたすら話をしたいので自由に話をしています。
今回の先生も何度か話したことがありますが、「今日は何を話す?」と言われて「特に何も話すことないよー」と応えるものだから先生困惑(笑)
共通のテーマがあった方が話しやすいんだけど、その場のノリで話し始められていい!
日本語でも「なにしゃべろっかなぁ」って場面の時の方が、必死に頭使い言葉にして伝えようとしません?あえて黙り込むこともあると思うけど。
とっさに聞かれたことを答える訓練にもなるのでおススメです!
それにこーゆー経験をすると、印象深く記憶に残りやすいので結構会話を覚えているんです。先生は僕がカウンセラーとして働いているのを覚えていて、何となく仕事の話になりました。
僕は何度か、英語でキャリアカウンセリングをさせてもらったことがあるんですが、なかなか苦労したのを覚えています。
相手の説明は理解出来ても、返す言葉がワンテンポ遅れる。ほら、日本語みたいにやんわりしたニュアンスって英語だとそれほど多くないので、直球すぎる表現を避けようとすると言葉に詰まる。傾聴に徹するという意味ではありなのかもしれないけど、良い経験をさせてもらいました。
そんなこともあって、英語が通じない生徒さんがいた場合、どうやって対応しているのか聞いてみたんです。
そしたら先生が言うに、会話が通じないパターンがいくつかあるみたいで。
やっぱそうかーと思いました。
➀の決まった表現というのは、例えば挨拶の場合。
「How are you?」の返しが「Fine, thank you. and you?」。
実際に、元気かどうかの確認というより「おはよー」くらいの挨拶なので、深刻な話でもない限り「いやさ、ちょっと聞いてよー……」とはならないんだけど(笑)それにしてもだいだい「Fine, thank you」なんだって。
➁はニュースとかを見ていて時々思っていたけど、日本人って深刻な話をしていても緊張すると笑っていること多くない?会話の内容と表情が不一致だったり、特に慣れない英語だと分かり合うのに苦労するみたい。えへへへーでは通じないよね。
③のほとんど発言をしないのは、「日本人は自分の事をシャイだと思っている」と僕が言うと「東南アジア人はシャイ」だと先生が言うんです。今回の先生、日本人以外にも英語を教えていて流暢に英語を話せる外国人とも話をするみたい。英語が堪能な人でも、ほとんど発言しない人は困るみたい。結局語学力が問題ではないみたい。
なるほどなーって思っていると、先生からこないだほとんど会話が出来なかったけど嬉しい経験をしたレッスンの話をしてくれたんだけど、今回それを書きたくて長々と書いてしまいました。
何でもレッスンが始まった直後に、突然泣き出してしまった生徒さんがいたみたいで、とても話せる状態ではなかったみたい。先生は正直困ったらしく、レッスンは続行できないって思ったんだって。でも、その生徒さんは何かを必死に伝えようとしている様子だったみたいで、伝わるか分からないけど「大丈夫、この時間は全部あなたの時間だからね。必要あれば話そうね。」って言葉をかけてあげたんだって。
それでも涙が止まらないし、でも何かを訴えかけているから時々話しかけては最後まで一緒にいたんだって。
そしたら、最後に「Thank you.」って生徒さんが答えてくれたらしく、それを聞いて先生は嬉しかったみたい。何も出来なかったけど、もしかしたら言葉じゃないところで伝わったのかなって。
そんな話をしていて僕のレッスンが終了になっちゃったんだけど、良い話聞いたなーと思ったんです。
その生徒さんとは何度か話をしたことがあるみたいで、そこまで英会話が上手ではないみたい。そんな方が、何かを聞いてもらいたかったから必死に英語で伝えようとしていて、ほぼ30分かけて聞き取れたのが「Thank you.」なんだって。
「Fine, thank you. and you?」と今回の「Thank you.」では、全然意味合いが違うし、言葉では伝わらなくても伝えたい想いは十分過ぎるほど伝わっていた。結局、語学や言葉って会話の手段だけど、目的は伝えることなんだよね。
日本語も英語も目的は一緒だから、想いが伝われば素晴らしい。
僕がイギリスで生活していた時も、語学学校に通って英語を勉強していた頃はほとんど成長しなかったんだけど。働かなきゃ食べていけないってなってから必死こいて伝えようとして、それである日喋れるようになっていたんだ。
手段の先に目的があるんじゃなく、目的があるから手段を選ぶんだよね。
僕のキャリアカウンセリングでも、目的や目標に向かったセッションをしたりするので、今日は原点に返ったような気分です。
何かに躓いたり、壁打ち相手を探している人。ご連絡待っていますね!出来れば日本語でお願いします(笑)
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