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30年モノのタイルの洗い方


こんにちは。

おそうじインストラクターという職業を勝手に作った、美装工事の職人で、整理収納アドバイザーもしているKYOUKOと申します。

お掃除屋さんなのに、絵や文章を書くのが好きな、2人娘のお母さんです。


さっそく掃除屋さんがやっている

こんなタイルの洗い方についてご説明します。

挿絵が手描きで見づらいですが

お許しください( ´<_` )


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今回ご紹介するのは昔のこんなタイルです。

マイクロファイバータオルが引っかからない、

わりとツルッとした玄関土間です。


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タイルの汚れの多くは、靴についた土や排気ガスなどの外汚れ、そしてカビが主な汚れです。



①まずはモノをどかす


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②最初はブラシと水だけで洗う


ブラシは洗車ブラシか、お風呂の床を洗う硬めのブラシが適しています。


⬆︎こんな固めのブラシは外まわりの床にけっこう使えますよ。

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手首に負担がかかりやすいので、

上の方をもつといいですよ。

※洗車ブラシの毛質が合わないタイルもあります。そんな時はかたい方で。



水洗いで汚れが残った状態がこちらです↓

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③いよいよ洗剤を使ってみる


【塩素系】

⚫︎あまりにカビがひどい場合はハイターなどの塩素系でもいいのですが、効かない場合は、また別の方法を試す必要があります。


⚫︎そもそもカビかどうかは、タイルの場合は分かりにくいですね。この汚れが何なのか分からない場合は、薬品を目立たない場所でテストしてみて、反応すればOK。


【酸】

⚫︎トイレ洗剤で、(酸性)と書かれたものも、このタイプのタイルに使えます。最初はうすめて使います。汚れやタイルに合わせて使用してみて下さい。

あくまでも濡れた土間に使用するようにし、

原液を使う際は放置しないように注意します。

※ただし、絶対他の洗剤をしっかり流してから使用して下さい

⚫︎新築の土間洗いは、酸を20倍ほど薄めた「酸洗い」というのをするんですが、中古住宅の場合、年月が経ち、様々な足の裏の汚れがついたものに関しては、酸だけでは落ちないことがあります。


※洗剤を使う時は水をとめる(洗剤が流れちゃう)

※濡れた状態のタイルに広げるようにし、

 こすったあと1分ほど置きます↓

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じわーっと洗剤と汚れが反応するのを待ちます。


【アルカリ洗剤】

⚫︎上記の何を使っても落ちない場合があります。そこで活躍するのがアルカリ洗剤などの油よごれ洗剤です。

※比較的手に入りやすい洗剤で十分

※言い忘れましたが、手袋を必ずしてくださいね



④一回流してみます



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↑流して、汚れが残っている場所だけ、またこすります

こびりついた汚れには、

金タワシやコゲ落としのスポンジも使えます

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水を切りながら確認します。

水切りは、なかなかある家が少ないので、

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こんな感じでOKです!

長めのタオルは土手を作ったりと、色々活用できます。

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BEFORE

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AFTER

とてもきれいになりました!




⑥まとめ




⚫︎モノをどかしてから行う

⚫︎最初は水とブラシだけ

⚫︎残った汚れに反応する洗剤を使う

⚫︎外に向かって水を切る

※洗剤は絶対にまぜないで、しっかり流す


【玄関の土間をきれいにすると、こんなメリットがあります】


⚫︎カビ菌や雑菌が家の中に入ってきにくい…

土間が汚れていると、家の窓やエアコンがカビやすくなります。

マットなどで玄関外で汚れや水分を落としてから入るといいですね。

サンポールの詳しい使い方はこちらにもあります↓





ではまた!


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