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「勝ち組」「負け組」を気にする考えから「一抜けた」しておいたらいいと思う

このかたの一連のツイートが話題でした。

面白くて読んでしまいましたが、この元ネタは、作者の方が経験されたのではなく、Yahooコメントやニュースを見て、構成されたそうなんです。
今の東京ってこんな感じでしょうか?

「ヒエラルキー」を気にし続ける人生は、しんどい

私は昨年から200本少しの映画を見ていますが、海外でも似たようなものかもしれません。

米国映画「マイ・インターン」もIT企業で、元印刷会社の引退した社長がITを学びながら「インターン」として働く話。

ジョディ・フォスター主演の「おとなのけんか」って映画で、エリート弁護士が、「俺がいくら稼ぐか知ってる?」「俺の時間はお前らより上」って言ってます。

書籍「ノマドーー漂流する高齢労働者たち」では、学位を持つ熟練のホワイトカラーが、学歴の低いIT技術者にとって変わられた話がありました。そのIT技術者も、数年したら、別のプログラミングが得意な若い人に置き換えられるかもしれません。

韓国映画「パラサイト」にはIT企業の社長の元で働く半地下で生活する過程が出てきます。

「勝者総取り」の時代ーーと言われます。

ホワイトカラーの仕事がロボットに置き換わり、どんどんなくなる時代。
ほとんどの人が「負けてしまう」時代、「勝つこと」が目標だと、しんどいです。

今調子がいい人や会社も、いつまで稼げるか? わかりません。
プログラマーだって、量子コンピュータが出てきたら学び直しです。

その上、人生が100年まで続くとなると、途中で病気になったり、怪我して障害持ったり、いろんなことが起きると思うのです。

私も全然人ごとではないです。

どこかでヒエラルキーに囚われるのを忘れないとしんどくなります。

「役立つやつが偉い」って考えから抜け出しておく

この時代に人を苦しめるのは、「自分が役に立ってない」「稼げてない」「存在が役に立ってない」って感覚です。

では、人はどうやって「他人と比べずに」充足感を感じるのか。

私は頑張らない生き方をする人たちに学ぼう、と書きました。
「生きてるだけでOK系」になろうってことです。

そして、社会の側も「負け組」とか「オッサン」とか言って他人をいじめるのではなく、どんな立場の人も大事にした方が、最終的に自分が生きやすくなると思います。

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