見出し画像

マレーシアに人手不足の会社が増えているけど、今くるのにはリスクもあるよってお話

今マレーシアの日本人向け仕事は人手不足です。
こんなツイートをしました。

実は、マレーシア在住者向けに書いたつもりが、日本在住の方から「どんな求人があるのですか」と数件の問い合わせがありました。
言葉が足りなかったです……。

今は感染が拡大しており、厳しいロックダウン中ですから、日本から来るにはリスクもありますし時間もかかります。

とはいえ、今、学生ビザや労働ビザでの入国待ちの方もおられると思います。
本日はマレーシアに今来ることのリスクと求人傾向について、入国希望・入国待ちの方に向けて、書いてみます。
ちょっとニッチです。

マレーシアのリスクはどんな感じ?

まずはマレーシアの状況をおさらいです。

マレーシアは、6月から全土で無期限ロックダウン中。
7月に入っても感染者が減らず、クアラルンプール首都圏では、「完全に外出禁止」の地域が多くなっています。
外出できるのは「圏内の食料品などの買い出しのみ」だったりします。

規制は、こんな感じです。

・外出時は、政府指定のアプリでのQRコードチェックインが必須
・マスク必須
・検温必須
・(場所によっては)2人以上の外出禁止
・夜8時以降は外出禁止
・飲食店はテイクアウトのみ

遵守しないと、逮捕されます。
街に警察や軍隊が出ており、散歩しただけで逮捕された日本人もいます。

そんなわけで、「プールのある家で豪華な暮らし」を想像すると、ちょっとがっかりするかもしれません。

多くのコンドミニアムが出入りを厳しく制限し、ジムやプールが閉鎖されてたりします。メイドを呼べないところも。

また、日本のような「言論の自由」もないと考えた方が無難です。(ワクチンに関するデマ情報拡散などは処罰対象です)
これに耐えられず、日本人が次々に帰国している状況なのです。

そうは言っても、私のように元々地味な生活をしていると、そんなには困りません。生活必需品はほぼネットで買えますし、デリバリーも豊富です。

ただし、今回の感染は東南アジア全般に広がっていて、さらにお隣インドネシアで感染爆発の理由になっている「デルタ株」がまだマレーシアでは少ないのです。つまり、まだ悪化する可能性があります。

ここまでがリスクです。

どんな仕事があるのか

では、この状況を理解した上で、募集されているのには、どんな仕事があるか見てみます。

JACリクルートメントさんが、最新のマレーシア在住者向けセミナーを一部、公開してます。

ここから先は

846字
この記事のみ ¥ 300

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。