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強い意見の人が増えると、穏健派で居続けることはとても難しい件

今、世界がロシアで揺れています。
キャンセルに参加しない会社が、叩かれることもあるようです。

少し前、米国では、ワクチン懐疑派が叩かれました。懐疑派のインタビューした人気Podcast「Joe Rogan Experience」に対し、歌手のニール・ヤングとジョニ・ミッチェルがSpotifyから排除を要求したのです。

長男の学校の授業では、ジョニ・ミッチェルの歌詞を1つずつ分析し、今回の事件と絡めて研究したようです。

少し前は、英語の授業で「Me too」運動を研究。人が強い正義感を持ったときに、何が起きるか? 「中庸なフェミニスト」「reserve opinion(意見を控えた人)」が攻撃された事例を分析しています。

BLM運動でも、穏健派が「黒か白か」を迫られる瞬間があったようです。

私は基本的に、「本当のことはわからないな……」と思いまず。「reserve opinion」「reserve judgement」なのです。科学もそうです。

私が小さい頃に飲んでた喘息の薬、今は全部否定されてます。
実体験は強烈な印象を残しています。

意見を控えて攻撃される人々

ところが、歴史を見ていると、「意見を控える人」は双方から攻撃されます。穏健派と呼ばれる人々は、「暴走する正義」には大体、対抗できません。

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