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「子供たちに夢を与える」「感動をありがとう」みたいな言葉が陳腐化して、最後は死んでしまう現象について

久々に日本のYahooニュースを見たら、コメントがオリンピックへの批判でいっぱいでした。スポーツ全般に対する印象まで悪化していて驚きました。

そこでは、

「復興五輪」
「感動を与える」
「コロナに打ち勝った証」
「子供に夢を」
「絆を取り戻す」

みたいな政治家やマスコミの言葉が批判されてました。
今日は、日本語において「言葉をそのまま受け取れない」問題についてです。以下有料部分で書きます。

言葉をそのまま信じられない現象が起きている

私は普段から、日本語でも英語でも、言葉をそのまま受け取るようにしています。遠回しの批判だろうがお世辞だろうが、「言葉の裏」を気にしません。

ところが話者の意図が、「言外」にあると、ズレが起こります。

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