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日本の子どもは自分のことを「迷惑な存在」だと思っているらしい

日本で電車に乗ったり、商業施設に行くと、目立つのが、家族連れが少ないことです。
土日や休日にはいるにはいるのですが、大抵母子(か父子)が多く、どこみても「家族づればかり」の東南アジアとはちと異なります。

そして、

「静かにしてね」
「他の人の迷惑にならないようにね」

と諭している姿を見かけます。

あー私も子育て中はこうだった……と、懐かしく思い出しました。
が、子どもをガミガミ怒りすぎたことは、あんまりよくなかったと反省しています。

「迷惑をかけない」が至上命令になるとどうなるか?

「公共の場所に、親子の存在は迷惑」意識があるんではないか、と思っていたら、実際にNHKの調査に出ているようなんです。

「全国の10代、20代から集まった1万4000の声をじっくりと読んで印象的だったのは、子どもたちが『自分は親や大人に迷惑をかけてしまっている』、あるいは『迷惑をかけてはいけない』という意識を強烈に抱いているように見えることでした。

そりゃそうなるな……、と思うのです。親にずっと「迷惑かけるな」と言われてきて、そもそも、子どもは迷惑をかける存在ですから。

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