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ryosagawa
アメリカの子どもの成績は世界の最低水準。なのに、経済が好調なのはなぜか
以前、そろそろ私たちも「誰かに雇われないと死ぬ」という考えを変換する時期かもと書きました。
では今後はどんな教育が必要でしょうか。
今回も、またこの本から学んでみます。
アメリカの子どもの成績は世界の最低水準。しかし米国経済が好調なのはなぜか
こんな話が出てきます。
世界の子どもたちの学習到達度をテストで調べると、ほとんどの場合、アメリカの子どもの成績は世界の最低水準だ。ヨーロッパやアジアの子どものほうが、たいてい成績がいい。 しかし、様々な基準によれば、アメリカの経済は、テストの成績では上のはずのヨーロッパやアジアより好調なのだ。そこで、疑問が浮かぶ。どうして、アメリカは教育の質が低いのに、経済は好調なのか? この疑問に答えることによって見えてくるのは、教育の未来だ。フリーエージェントは、組織のあり方を根底から揺さぶったように、学校教育という制度を根本的に変える可能性があるのだ。
この疑問、本稿でも何度も取り上げてきましたが、日本の教育は確かにOECDの到達率では常に上位です。
しかしそれなのに、なぜ30年も経済が停滞しているのでしょうか? もし教育が社会への準備になっていないとしたら、教育はなんのためにあるのでしょうか? 治安維持でしょうか?
日本とアメリカはよくPISAの議論で「例外」として語られます。
どうしてPISAの順位が低いアメリカが経済の優等生で、高い日本が経済的に停滞し続けるのか?
かつての学校教育が目指したものは「オールドエコノミー」への準備
ダニエル・ピンク氏は「かつての学校教育」はオールドエコノミーのための訓練だったと言います。
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