マガジンのカバー画像

大人の学び(非売品になりました)

75
メンバーシップ特典記事となります
¥50,000
運営しているクリエイター

記事一覧

教育のトレンド「アダプティブラーニング」「パーソナライズド・ラーニング」について…

「ギガスクール構想」が始まり、公立学校に1人1台のタブレットが導入されました。 いよいよテ…

家庭で、学校で「ルール」を作るための3つのモデル

よく、「子供のゲームの時間をどうやって決めたらいいか」と聞かれます。本日はルールの決め方…

日本の教育の本質は「ペレニアリズム」「本質主義」である件

こんにちは。 突然、「あなたの教育哲学を明らかにしてください」と言われたら、なんと答えま…

「ギフテッドクラス」はなぜ失敗するのか(2)海外の例から考える

こんにちは。 前回は、「ギフテッドだけを集めたクラス」が難しいことを日本の例から説明しま…

テクノロジーと伝統的な「教える」教育法が相性が悪い理由

大学院でカリキュラムについて学んだのですが、その多様さに驚かされ、自分の視野の狭さに気づ…

グローバルか地元志向かは、実は遺伝子で決まっているらしい? という話

海外生活には、以前から「向き・不向き」があるよなーと思ってきました。 異文化生活を楽しめ…

グローバルに通用する若者に必要な4つの技能とは? OECDの小冊子から学んでみた

グローバル社会に必要な能力とは何か。 英語? 積極性? 明るさ? さんざん使われている言葉ですが、いまいちわかっていない人も多いと思います(私もそうでした)。 大学院で学びました。 本日紹介するのは、経済開発協力機構(OECD)とアジア・ソサエティーが共同で作った「グローバル・コンピーテンスを急激に変化する世界で教えるには」という小冊子です。 Asia Society/OECD (2018), Teaching for Global Competence in a Ra

アクティブラーニングが向く子と向かない子がいる、その理由は遺伝子にあるかもしれな…

こんにちは。 マレーシアや日本でさまざまな子どもを観察してきて思ったこと、それは「子ども…

将来海外に出たい人が、エリートだけの学校を選ばないほうがいいと思うその理由

こんにちは。 最近、現実の日本人と話していて感じるのは、「多様性なんてお題目だ。どうでも…

自分の道を見つけられる人を作るのが、日本の学校で難しいのは「バラツキを許容できな…

世の中に、「自分が何者かわからない」 という人が溢れています。 「ストレングス・ファイン…

子どもの反抗・問題行動の陰にある4つの原因を考える

こんなふうに悩んでいる方、案外多いのではないでしょうか。 さて、先日、ちょっと怖い「すべ…

暗記学習には意味があるのか? アメリカの教育者・ブルーナーの「ウッヅ・ホール会議…

本日は思考の途中経過ですが、教育界の巨人たちの文章を読んでいます。 昔の人が書いた英語っ…

「OECDの教育調査(PISAランキング)」には意味がないと批判される3つの理由

毎回、日本でも大騒ぎになるOECDの国際学力調査のPISAランキング。皆さんも一度くらい耳にした…

なぜ暗記型学習を続けると、「批判的思考」や「創造的思考」がダメになるのか?

子供が小学校に入ったとき、学習は、細かい「止め」「はね」の暗記からスタートしました。鉛筆の本数、下敷きの色、「覚えなさい」「従いなさい」と言われ続ける教育。 うーん、大丈夫かな? これが最初の私の印象でした。 暗記教育は人をダメにするーーこのことを最も強烈な形で訴えたのがブラジルの哲学者パウロ・フレイレだと思います。 私の知り合いにも、学生時代、この暗記に徹底して反抗した人が少なくないのです(不良と呼ばれた人にも多いです)。 最近、彼らには骨があると思うようになりまし