子供にとっての「メンター」が重要な時代
今日は子育ての話です。
子育てって手探りです。
毎日、「これでいいのかなーー?」って感じじゃないですか?
私なんて今でもそうですし、周囲のティーネイジャーを抱える親御さんたちも、皆さん悩まれています。
最近たどり着きつつある結論は、「親だけで子育てを完結させない」ということが大事かな、ということです。
どういうことか。今日は子育て中のかたに、子供のよき指導者がどの辺にいたのか、経験談から書いてみます。
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息子は15歳。非常に忙しそうです。
数学・物理・プログラミング・ゲーム作り・音楽(作曲)・絵画・アニメーション作り。興味があることがどんどん増えて、今や「ものすごく忙しい」そうです。本当は試験勉強で忙しいはずなのですが……。
子育てに正解や不正解はないですが、楽しそうならまあいいかなと放置です。
で、これまでの子育てを振り返ると、親ができることってあまりないのです。ティーンエイジャーになると、いよいよ難しくなります。
親の視野って私を含め、むちゃくちゃ狭い。
最先端の仕事も、今の業界の動向も何もわかってません。
最近気づいたのは、要所要所で彼を引っ張ってくれるような大人たちに出会っていたなーってことです。本人は「俺は運が良かった」と言ってます。
どんなメンターがどこにいたのか、ちょっとご紹介します。
幼いころのメンターは科学博物館にいた
息子はとにかく好奇心が強く、「なんで、なんで」と質問ばかりする子でした。おしゃべりで、「一分も黙ってられない子」と言われたこともあります。
こういう子の場合、親が全ての疑問に答えるのは難しいです。
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