東南アジアここだけのお話

マレーシアはついにワクチン接種が始まりました。

これまでに全人口の109.7％分に相当するワクチンを確保済みだそうです。
以下は大使館からのメールです。

・ファイザー（米）：3，200万回分（人口50％相当）
・アストラゼネカ（英）：1，280万回分（人口20％相当）
・Sinovac（中）：1，200万回分（人口18．75％相当）
・CanSino（中）：350万回分（人口10．9％相当）
・ガマレヤ研究所（露）：640万回分（人口10％相当）

なんか全方向のマレーシアっぽい選択です。

ワクチンは任意で、また外国人も含めて無料です。

華人の友人が早速先日受けてきたのですが、ファイザー製だったそうです（どのワクチンを打つかは選べません）。今のところ目立った副作用はないということ。

ワクチンを打つかは、ローカル知人の間でも意見が分かれるところです。政府はこんなふうに発表しています。

・第1段階
2021年2月から2021年4月にかけて実施。対象は、政府・民間医療従事者や必要不可欠なサービス（定義はJKJAVによって随時更新）及び防衛サービスを行うフロントライナー。対象人数は50万人。
・第2段階
2021年4月から2021年8月にかけて実施。対象は、残りの医療従事者や基本的なサービスを行う者、65歳以上の高齢者、ハイリスク群（心臓病、肥満、糖尿病、高血圧などの慢性疾患を有する者）及び障害者（OKUカードを有する者）。対象人数は940万人。
・第3段階
2021年5月から2022年2月にかけて実施。対象は、18歳以上の居住者（マレーシア人及び外国人）。対象人数は1，370万人以上。

※ワクチンプログラム全文（マレー語）
https://www.vaksincovid.gov.my/pdf/Program_Imunisasi_COVID-19_Kebangsaan.pdf

これがどうなるかわかりませんが、おそらく今後、ワクチン摂取した人から、国境間の移動が解禁になっていくと思われます。

近況報告