見出し画像

ホワイトカラーがいなくなる時代にどう子どもを育てるのか


いろんな人が「時代が大きく変わるよ」と警告しています。
今日はそんな中、どうやって子育てしてくかのヒントです。

ホワイトカラーの時代が終わる

最近読んだ、ちきりんさんの「時代の大きな変わり目が来てます」が面白かった。

全世界的に「ホワイトカラーの時代」が終わって、「オフィスワーカー」が要らなくなりつつある、という主張です。

次の時代に生きていけるのは、

・研究レベルの探究心を注ぎ込める専門性(博士号が最低限)を持てる人か、
・時代の波を見極めて、新しい価値を人に先駆けて認知していける人

のどっちかだとしています。

「もはやオフィスワーカーなんていりません」
って時代なのだと。

オフィスワーカーがいらなくなる時代に親はどうするか

だから、世界中で「大学でても職がない」ってコトになっています。
日本の大学は相当まずいと言われていますが、実は海外も似たようなものです。

最近ではマレーシアからせっかく米国の大学に行き学んでも、修士レベルだと仕事が見つからない(ビザが降りない)まま、帰ってくる人が増えています。
大学でオールAをとってる優秀な人ですら、そうなのです。

ちきりんさんは、

自分の子供を「お勉強のできる、いい学校に入れる子」に育てようと四苦八苦するのは、ほんとーに時代遅れ

と書いてますが、ホントそうで、「今の学校」に適応できるように育てたら、だいぶ社会とずれてしまいます。先日、当の文科省の人が、「日本の教育は30年変わってない」と嘆いている話を紹介しましたが、じゃあ欧米の良い大学に行けばいいのね、が答えかというと、そこまで単純じゃない。

実は欧米の「進んだ教育」ですら、時代に対応できてない、というのが実情です。ITなんて別に大学に行かなくても、その辺のYoutubeで学べちゃう。

「学校」「大学」が大人が子供に教えられることが、本当に少なくなってきたわけです。
そして、子供たちはそこに気付いてる。

それでもオフィスで会社で働きたい人が身に付けるべきこと

では、会社は全部なくなるかというとそんなことはない。
公務員や製造業は、存在し続けるんじゃないでしょうか。
個人が作った車に乗るのは、私もちょっと気がすすみません。

オフィスワーカーも存在するけど、ずっと数が少なくなり、求められる力も変わっていく。

作家の橘玲さんは、

「デジタル・エコノミーでは、フリーエージェントと管理職がともに増えるのです」と書いてます。

ここから先は

1,049字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。