最近では、引きこもりの7割が「正社員経験がある人」になっている件
こんにちは。
「いい大学に入って就職すれば安泰」
その公式が崩れているかもしれません。
引きこもる人の傾向に変化があるようなのです。
かつて「引きこもり」は、不登校の人が多かったのですが、最近の調査では、「社会人となって第一線で働いていた人」が増えています。
以下は関東自立就労支援センターのブログから。
わたしたちはひきこもりやニートの社会復帰支援を長年していますが、普通に高校・専門学校・大学等を卒業して、社会人となり、職場の第一線で働いていたものの、会社をリストラされたり、人間関係に悩んだり、精神や肉体を酷使するような残業に耐えかねて退職し、そのままひきこもりやニートになる人が増加している印象があります。
内閣府の調査では、引きこもりの7割が正社員経験があります。
それも、40代以降に起きている人が増えているようです。
初めて現在の状態になったのは何歳の頃か聞いたところ、「20 歳~24 歳」と答えた者の割合が 12.8%、「25 歳~29 歳」が 14.9%、「40 歳~44 歳」が 12.8%、「55 歳~59 歳」が 10.6%、「60 歳~ 64 歳」が 17.0%となっている。内閣府ホームページ「平成30年度生活状況に関する調査」
https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/life/h30/pdf/s3.pdf
平成27年度調査では「不登校」が1位だったのに変わりました。
平成30年と少し前の調査で、母数も少ないのは気になりますが。
つまり、私たち誰でもこの状態に陥ることがあるーーということです。
いじめが起きやすい環境がある?
思い当たる節があって、私の周囲にも、「日本の会社でいじめられた経験がある」と話す方が少なくないです。
以前も書いたけど、「仲間になりにくい」日本社会と連動してる気がします。
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