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ステレオタイプがなぜ問題になるのか、続けて考えてみた

こんにちは。

先日、「ステレオタイプがなぜ燃えるか」と書いたら、とても面白い意見を2ついただきました。
今日は一つの思考実験としてお付き合いください。

一つは華村@中国さん。とても面白いので全文読まれるといいと思います。

しかし一方で、このような流れが進みすぎると誰もそれぞれの国や民族の間にある差異や違いを語れなくなってしまうんじゃないのかな? という危惧もあります。
外国人として異国に暮らしてみて思うことですが、「地球市民」「人類皆同じ」なんてまったくの幻想です。国の違い、文化の違いをナメてはいけません。

これはホントそう。
文化の違いが面白いから、私もマレーシアのことを書いているんですね。
世界が全部同じだったら、旅行してもつまらんだろうと思います。

そして解決方法として華村さんはまず、

①単純化しない

と言っています。確かに!
「単純化しすぎてないかな」とたまに気をつけるようにします。

実際に逆をやってみる

ManChee FMWさんからは、こんな意見をもらいました。

なるほど、そうかもしれないな、と思って、実際にやってみました。
その結果が興味深いので共有します。

障害者はみんな心が綺麗。

これがなぜ燃えるか、比較的わかりやすいと思うのです。
以前、岸田奈美さんが言ってました。

「ダウン症の弟さんを大切にして、立派なお姉さんですね」
「ダウン症の人は、天使ですよね」

悪気はないのはわかってるよ。
ぜんぜん、怒ってない。むずかゆいだけ。

でもなあ、ちょっと違うんだよな。

これってさ。これってさ。
「花粉症の男って、天使だよね」
「わかる。鼻が詰まってて、こっちの汗の臭いに文句言わないしね」
「涙で視界がぼやけてるから、ノーメイクなのもバレないもん」
「花粉症の男はみんな、おおらかで性格が良いんだよ」

って言ってるようなもんなのよ!聞いたことあるかよ、そんな話!

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