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会社員なら4つの特権を利用した方がいいと思う理由

久々に若い会社員の方とお話したのですが、「今の会社にいて目的が見えない。辞めたい」とおっしゃっていて、ああ、昔の私だなーと思いました。

今日は、そんな会社員のあなたのために書きます。

会社員が辛い。でもどうすればいいのってあなたに

フリーランス対会社員ってよく対立項で語られますが、良い面も悪い面もあります。
私が、会社員のメリットだな、と思う点を書いてみましょう。

特権1 仕事を自分で決めなくていい

えっ、そこ? って思われるかもしれません。
けれどもですね、私のところには、「自分が何に向いているかわかりません」って若い方からの相談が山のようにくるんです。例えば「あなたはライターに向いてるんじゃない?」とお話ししても、「うーん、そうだけど、どうやって営業して仕事をとればいいのか」って悩んでる。

会社員になると、向き不向きの分析も、仕事の割り振りも、仕事取ってくるのも全部人事やら上司やら営業やらがやってくれます。あなたはそこに頭を悩ませずに、「やれ」と言ったことをやれば良いだけ。お金は自動で振り込まれます。

考えようによっては「やらされてつらい」です。
けれど、「何やっていいのかわからない」って人にとってはチャンスだとも言える。

先のことを考えすぎず、とりあえず目の前のことに集中です。そして「うーんこれは続けられる」「これは無理」を体験して経験を積んでいく。

少し昇進すると、部下を使うことになり、責任を追う立場に自分が向いているのかどうかも見えてきます。

そして、「あーこれなら自分でいけるな」「もう自分で仕事内容決めたいな」って思ったら、そこで独立すればいいと思うのです。モラトリアム期間の訓練所として会社は悪くないです。

特権2 ほんとに苦手なことをやらなくていい

大抵の仕事には、経理や経営判断、クレーム処理、営業などがもれなく付いてきます。
フリーになると、これを全部自分でこなすことになります。

私は新卒で営業事務だったころ、あまりに計算が苦手すぎて、泣くほど仕事が辛かったのです。計算が得意な後輩によく助けてもらいました。その分、パソコン作業やニュース作成や講師などは、引き受けました。
こんな風に、得意不得意を仲間で分担することができます。

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