見出し画像

投資家に教わる「バーベル戦略」の考え方をキャリアに運用する

起業のM&Aをされているステラ・システムズのCEO原大介さんが、面白いnoteを書かれてました。「バーベル戦略」です。

これは金融専門家のナシム・ニコラス・タレブ氏が提唱している戦略で、ハイリスク・ハイリターンの資産とローリスク・ローリターンの資産など対照的な資産を組み合わせる投資手法です。
このバーベル戦略は投資以外にも、例えばキャリアの選択にも使えます。例えば、NIKE創業者のフィル・ナイツ氏は、昼間は会計事務所で働きながら、NIKEの事業を営んでいました(Amazonではフィル・ナイツ氏の半生を書いたShoe Dogという本が売っているので興味がある方は是非読んでみてください)。

ローリスクなキャリアを中心に据えて、一部でハイリスクに挑戦する、ありですよね。

本業と副業が違った人たち

本業と副業で全然違うことをやるーー周囲にもいます。
割と芸能や音楽、ダンスの世界にはこういう方が多いように思います。

例えば、マレーシアのジムで有名なとあるダンスの先生、本業は投資信託のセールスマンで、社内ナンバーワンの実績です。

歴史を見ると、作曲家に「バーベル戦略」の方が多いかも。

作曲家は、大体は本業が「多少ローリスク」程度なのです。指揮者だったり(マーラーとか)、演奏家だったり(ブルックナーとか)、大学の先生だったする人は多いのですが、中には堅実な所業の方もいます。

ここから先は

1,226字
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

これまで数百件を超えるサポート、ありがとうございました。今は500円のマガジンの定期購読者が750人を超えました。お気持ちだけで嬉しいです。文章を読んで元気になっていただければ。