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「もったいない」精神を捨てるとき


こんにちは! 

だいぶ前になりますが、子供の習い事に関して、こんなツイートを拝読しました。

辞めて欲しくない。
「もったいない」と思ってしまう。
わかる。
わかりすぎる。

けどでも、この「もったいない」がときにあだになる。

「途中で引き返す勇気」が必要なとき

たいていの習い事って、子供が小さい頃、親が決めてます。

保育園の頃、親たちが「うちはサッカーをやらせたい」「水泳で基礎体力を」「絶対音感つけたい」「英語だけは」とか言って、子供の習い事を決めてました。

我が家も同様で、私は音楽大好きなので、「子供にはぜひ音楽をやらせ、将来は一緒にオーケストラをやりたい」などという、至極自分勝手な夢を持っていました。
そして、ヴァイオリンやチェロ、ピアノをやらせたのです。

ところが、小学校高学年になると、長男は友達について行ったプログラミング教室にハマってしまい、「僕は音楽は聞く方がいいや」と言い出した。

私は思いました。
「もったいない」と。思ったのは、
「ピアノ、せっかく、両手でここまで引けるようになったじゃん。あと少しでベートーベンとか弾けるよ? そこまで続けてみない?」
でした。

けど、息子に「僕には時間がない。時間がもったいない」と言われ、
「そもそも、これ彼の人生だしな」と思い直すことにしたのです。

「もったいない」と思ってると辞められない

「もったいない」

これ、自分も人生の節目で言われてきた。
一番印象に残ってるのは、最初の会社をやめるとき。

「新卒カードでせっかく入ったのに」
「一流企業なのに? もったいない」


と何度言われたか。

途中までした努力、自分がやってきたこと間違いを認めるのってしんどいです。それまで「辞めた」経験がないと特に。
「皆勤賞」「勤続10年」が偉いと思ってました。

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