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コスパで結婚を考えるのがいいーーほんとにそうかな?

日本にいると、コスパとかタイパとかよく聞きます。
損得でものを考えることです。

明治安田生活福祉研究所の調査によると、30代の男性は、結婚を損得で考える必要があるそうです。コスパやタイパにより、結婚や子育てを避ける人が増えているらしい。

結婚を「金銭的な損得」や「コストパフォーマンス」の観点で考えたことがあるかを尋ねたところ、「考えたことがある」と回答した割合は既婚者に比べ未婚者のほうが高い傾向にあります。また、既婚者は性別・年代による大きな差はありませんが、未婚者は男性より女性のほうが、そして20代より30代のほうが、割合が高くなっています。

https://toyokeizai.net/articles/-/156392

そこで、独身でいる理由を未婚者に尋ねたところ(複数回答)、男性では「家族を養うほどの収入がない」の割合が最も高く、4人に1人(20代で27.3%・30代で27.0%)がこれを理由として挙げています。

https://toyokeizai.net/articles/-/156392

https://toyokeizai.net/articles/-/158816

背景には社会情勢の悪化もあると思うのですが……。
女性の方は、精神的な自由を失うことによるバーターとしての経済的なメリットを重視しています。

つまり、今までの社会的な関係性を放棄してもいいくらいの経済的な余裕が生まれなければ、女性はあえて結婚するメリットを感じないのです。婚活女性が相手の年収条件にこだわる理由はこういうところに潜在しているといえます。もちろん、すべての女性が夫の財布だけを当てにして、専業主婦をしようとは考えていません。共働きだとしても、ダブルインカムで経済的余裕を持ちたいと考えるのは納得できます。

https://toyokeizai.net/articles/-/156392

男性の方はシンプルに「お金を自分で使いたい」です。

逆に、男性が結婚しないのは、「自分のためにカネを使いたい」からです。結婚に感じられるメリットは、もはやほとんどないといっても過言ではありません。未婚のままでも、いまや社会的信用を失うわけでもなく、結婚したからといって、生活上の利便性も大して変わらない。「自分のためにカネを使える自由」を捨ててまで、結婚をする必要を感じられないのがおわかりいただけると思います。

https://toyokeizai.net/articles/-/156392

ソロ男にとって消費とは自身の幸福に直結しているものですから、それが制限されるということは「不幸」以外の何物でもないということです。

https://toyokeizai.net/articles/-/156392


勢いで計算なしに結婚する人々

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