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テキトーさがもつ効能

このしょうもないツイートが、結構読まれました。


日本人と話していて思うのは、よくも悪くも真面目だなーってコトです。

私みたいに東南アジア社会に長くいると、だんだんテキトーになっていきます。時間にうるさい人は少ないし、他人のミスをネチネチ責める人も、ミスを平謝りする人も少ないです(いるのかもですが、私の観測範囲にはゼロですね。いたら距離を置きます)。

ウィンカー出さないで車線変更する人、普通です。逆走するバイクもよく見かけますし、二重駐車なんて当たり前で、怒る人いないです。

交通事故があっても、お互いに「小さい傷だから、お互い直そうよ」と笑って別れたりします(割とフツーらしい)。

テキトーな人がいると場が和む

私のマレー人のママ友達、ぶっ飛んでます。

ある日、雑談でピクニックの話になりました。彼女が突然、「あのさ、川遊びするときは、出来るだけ下流で泳がない方がいいわよ」と言うのです。みんなで、「何で」と聞いたら「だって私、川でおしっこするもん。あれ、みんなするでしょ? え、しないの?」とか言ってギャハハと笑ってます。

約束しても、毎回くるんだかこないんだか不明なインド系の友達もいます。

この人、「会いましょー」と約束するのですが、よく失踪して連絡つかなくなります。しょっちゅう消える。愛情を込めて私たちは「天然記念物」と呼んでます。

迷惑? 失礼? うんそうかもしれません。ただ、こういう変な人がいると、なんというか、場が和むんですよね。面白いなぁ、世の中にはいろんな人がいるなぁ、と。

日本もかつてはテキトーだった

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