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「ジャーナリスト堀潤さんによる スーダン写真展」

蒸し暑さのある曇りの土曜の今日、6月10日、東京・両国ピクトリコギャラリーへ、「ジャーナリスト堀潤さんによる スーダン写真展」を見に行ってきた。

お昼過ぎに入ると、ちょうど、主宰者である堀潤さんが在廊していて、写真展の説明をしてくださった。


「写真の子どもたちの目がキラキラしているのは何故だろう、と思って、よく見たら、瞳に空が映り込んでいるのです。」


「スーダンの空は『スーダン・ブルー』といわれるくらい、青く澄んでいて、その空をいつも、子どもたちが見ていました。
しかし、この軍vs軍の戦争で...」


「もともと私たちは、スーダンの子どもたちへの教育支援で入国したのですが、母親たちと話すうちに、母親たち自身が教育を受けたい、との強い希望があり、現地入りしてから支援の内容を変えたのです」


ギャラリー内は撮影自由だったので、私がとても印象強く感じた写真を撮ったのだが、これらの写真に写っている、素敵な、愛おしい笑顔をご覧頂きたい。

勿論、他の写真もみな、素晴らしいものばかりだ。

堀潤さんが話しかけてくれたので、私も調子に乗って話したのだが、日本から遠い場所で起きている戦争でも、その国にいる人たちの存在、顔や姿を知った後では、ぐっと身近に感じる。

この笑顔、寝顔が今、どうなっているのか、考えると、どうしようもなく、胸が詰まってしまう。

一人でも多くの皆さんに、是非とも、是非とも、足をお運び頂きたい。

なお、入場は無料で、場内でクリアファイルやポストカードなどが販売されていて、売上は支援の財源とされるとのことです。

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