短編ホラードラマの楽しさを伝えたい

伝えたいこの思い。


みなさん怖い話は好きですか?私は大好きです。

好きすぎた結果の当サイトです。

そして私は短編ホラードラマをよく観ています。


短編ホラードラマ。

何処が好きかと言われれば、やっぱり「チープさ」です。

「きゃあー!」という棒読みの悲鳴といい、出演者のまだあまり上手くない演技(かわいい)だったり、やたらと安い服だったり、

撮影カメラの若干の手振れ感、臭いセリフ、違和感のある女言葉、

謎のキャラ設定、絶妙に妙なBGM…

圧倒的B級感がたまりません。


また新耳袋とかよくあるのですが、10話中6話が普通、2話がギャグ。

そして残りの1話が印象に残る内容。

この印象というのは「恐怖」であったり幽霊の「ビジュアル」であったり、

とにかく印象に残るのです。

↓新耳袋「訪問者」。ビジュアル最高。


そして次に「短さ」

ちょっとチープで短いからこそ罪悪感なしにスナック感覚で観れる。

たとえ内容が微妙でも、映画でたまにある「これに2時間・・・」というのが無いのが良いです。

そして途中の「なんだこりゃ」と思ってしまうようなグダグダ感。

そして起承転結の起と結を放り投げたような終わり方で

「わけわからーん!!」と視聴者が混乱している間に終わってしまうようなのも多々ある。そこが良い。


あと主人公が圧倒的に女性が多いんですよね。

女子高生だったりOLだったり。

これは自論ですが、よく陰陽でたとえると男性が陽で女性が陰なんて言われていたり、水や湿気、陰気な所に幽霊がでると言うのでなんとなくそこからでしょうか?

なんとなく女性と幽霊は近しい関係にある気がする。

あとはホラーと色気は近いものがあるんで、多分セクシーショット狙いとかでしょうかね。そのご厚意、謹んで受け取りましょう。


そして、注目して頂きたいのが「出演者」

これは自論ですが、正直ホラー作品に必要なのは「叫び声」と「恐怖心」であり、また恐怖心とは想像力が形作るものであり膨らましやすい所があります。それを踏まえ、短編ホラーとは演技の練習にはもってこいなのではないでしょうか?そして時間が短いので粗を誤魔化せたりするのかな?


そういう事なのかはわかりませんが、昔の短編ホラードラマを見ると今活躍している芸能人の初々しい演技が観れたりして「この子演技上手くなったんだね・・・」と謎の親心が生まれるのです。


↓新耳袋「幽霊屋敷と呼ばれる家」から堀北真希


また、期待の新人発見もできるかもしれません。

「あっ!君前に見たぞ~!よかったなぁ~」となるときもしばしば。

親戚のおじさん目線ですね。


新耳袋、コワバナ、あなたの知らない怖い話、ほんとうにあった怖い話

色々な作品がありますが、本気でガッツリ観ると言うよりは草野球感覚で観るといいかもしれません。「おっけー良い感じだよー次行ってみよー」と。

怖くなくても雑であっても「ドンマイ次いってみよー」です。


これらは私が観ているうちに出た答えです。

みなさんも、自分なりの観る楽しさを探してみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?