メディアの情報が、生活の実感と噛み合わない時、情報を切り取る側の意図やお金の流れから考察する。
前回の記事で、保育園の途中からテレビが家になかった私が、20歳になってテレビを見るようになって抱いた下記の違和感を書きました。
◯人が話していることは、本当に思っていることではない。
◯人が大切にされていない。
その理由を考えてみました。
理由①時間の枠が限られている
テレビの番組の長さは時間枠から広告部分を差し引いて決まっているので、尺を決めて言うべきことを言ってもらう事が多くなるかと思います。
理由②視聴率で評価される
高い視聴率を取る事が高い広告費に繋がるため、場合によっては刺激を求めて人を大切にしていないように見えるコンテンツが作られる場合もあったと思います。(コンテンツの見かけ上のことで、裏では人を大切にしているかもしれません。)
このテレビの仕組みを知って、私が実生活で理解できなかった人(言動の不一致や、行きすぎたイジリをする人)の行動に合点がいきました。
人は、テレビを含めたメディアで見た人間関係の築き方や価値観などを、意識的にも無意識的にも内在化するということを実感しました。
従来のマスメディアから、インターネットで発展してきた個人メディアへと、情報の幅が広がってきた今も、自分の経験とメディアの発する情報との相違に違和感を感じる事があります。
その時は、発信者の意図やお金の流れなどから想像していくと、原因の目星がついて、より現実に即した考えが浮かび上がってくると思います。
今は個人メディアを持てる時代なので、それを伝えて、またそれに対して意見を頂いて、考えをブラッシュアップしていけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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