ChatGPTが登場してからのExcelについて考える
皆様お疲れ様です。
色々なことがあって記事の更新頻度もかなり下がってしまっておりました。
そろそろいろんなことをもとに戻しながら、様々な活動を再開してもいい頃合いかなと思っております。
さて、今年度あった大きな動きとしては、やはりChatGPTが1つ挙げられるのではないでしょうか。
特に校内のICT係に携わっている方なんかは実際に触ってみた方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、便利さとともに危うさにも気づいた方もいらっしゃるでしょう。そして、それを伝えるのに苦労した方も少なくないのではないかと思います。
かくいう私も、校内でのICT係として学校全体にお手紙を執筆することになりまして、実際に自分でいろいろ弄り倒しながら苦労してお便りを作成しました。
ChatGPTは会話形式で様々な答えを提供してくれる便利な存在です。microsoftなんかは検索エンジンにも搭載されました。少し遅れてGoogleのほうにも搭載されたのかな?精度はどちらのほうがいいのでしょうか。
もちろん、返してくれるのは一般的な質問だけではありません。
AIを駆使して画像なんかもいい感じに作成してくれます。もちろん、呪文(プロンプト)は英語のほうが精度が高いので英語を自在に使える方のほうがいい画像を作成しやすいようにも思います。具体的には英語の絶妙なニュアンスを内包した単語を知っている方のほうが少し有利かな、という程度かもしれませんが‥
そんなこんなで、これらの領域では回答の正確さに疑念が生じたり、求めるような理想的な画像を吐き出してくれなかったりするわけですが、ChatGPTが明らかに得意としている領域があります。
それは何か。
そう、Excelの関数作成だったり、プログラミングだったりします。
これらは、定義してしまえば、後は正しく動かす(動く)だけですから。
ということで、どのような作業をしたいのか、ChatGPTに聞いて、関数などで表現してもらったものをそのまま貼り付ける、ということで大幅に作業を短縮できてしまう事例もちらほら聞こえてきます。
そうはいっても、AIに吐き出してもらった関数を、人間側が理解せずにコピペするだけでは、修正や応用を加えたい場合に思うようにいかないこともままあるように思います。
私自身の使い方としては、とりあえず一度自分自身で作成して動かしてみたExcelの関数で、うまくいかなかったものをChatGPTに問い合わせるという方式です。
小さい修正であれば、私自身も即座に理解することができますし、今後にも活かすことができるわけです。
また、そもそも違う関数を使ったほうが便利な場合には、新しい関数を知り、自分自身の勉強にもなるのでそれはそれで、という感じです。
生徒の勉強にも通じる側面もあるように思いますが、やはり一度は自分自身で答案を作成‥じゃなくて関数を入力して試してみる方が、結果としてその後の理解(ChatGPTが提示する模範解答の理解)にもつながるように思っています。
もっとも、ゼロから学習するような場合には、最初から問い合わせながら、少しずつ自分の中でも精度を上げていくという使い方が良いような気もしています。
いずれにしても、プログラミングやExcelの関数作成など、答えがある程度決まっていることに関してはChatGPTはかなり使いやすいと思います。
ガンガン活用しながら、自分自身の能力も高めていくような使い方をしていくと、作業効率も上がっていくのではないかと感じています!
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