最後の最後で国立大学理系学部に後期試験で合格できたのは本人の性格に依るところがやはり大きいと思う‥
皆様お疲れ様です。
2023年度が始まりました。
新年度の準備から始まり、新年度が開幕し、多くの人(生徒も教員ももちろん保護者も)にとって最初の一週間が過ぎ去ろうとしているのではないかと推察します。
公立校や土曜授業が無い方にとってはもう週末ですね。お疲れ様です。明日土曜授業がある方(公立校含む)はもう一息です。一緒に頑張りましょう。
さて、新年度に入ったのですが、昨年度の話題をさせていただきたいと思います。というのも、いくつか合格の報告が年度末にかけてバタバタと入ってきたからというのがあるのです‥
私立大学の医学部については、3/20以降もポツポツと繰り上げ合格の報が入ってまいりました。本当に喜ばしいことです。本年度はどこの私立大学も受験者数が多かったようで(受験していた生徒談)、現役生にとってはなかなか厳しい戦いが繰り広げられたと思います。
大学の定員の厳格化とか、私立大学の定員の減少に加え、新カリキュラムもすぐそこまで迫っているので多くの受験生が必死になったと思います。
そんな中、個別にもらった連絡の中でものすごく嬉しい合格の報告があったので少し共有したいと思います。
それは、関東圏の国立大学の理系学部に、後期試験で合格した生徒がいたということです。その理系学部は医学部ではないものの、かなりレベルが高く、本当によく最後まで諦めずに頑張ったと思います。
少しだけその生徒のお話をば。
今回の主役の生徒は、決して勉強がずば抜けてできるタイプの生徒ではありませんでした。成績は私立学校で中の中から中の上というタイプ。埋もれもしないけれど突き抜けてもこないという感じでした。
ただ、本当に地道に努力を続けることができるタイプの生徒でした。
部活動はなかなかハードな運動部に所属していました。でも、決してレギュラーとかスタメンとか、華やかな感じではなく、それでもベンチメンバーのためにしっかりとチームに貢献できるようなタイプです。
勉強も、高校3年生になってもまだまだ基礎・基本の定着も時間がかかりそうで、どうなるんだろうと思いながら指導にあたった生徒です。
高校3年生は、実は今の学校に勤め始めてから毎年のように担当しています(ありがたいことに授業を信頼していただいているようです)。
定点観測的に今までの受験生と比較も出来てしまうのですが、ここまで派手な感じがなく、地道にコツコツと努力をすることができる生徒はいなかったように思います。
秋になっても冬になってもまだまだ成績は物足りない感じ。共通テストも失敗ではないけれど決して良いわけでもなく。
国立大学の前期試験は不合格だったという連絡は個別に聞きました。その時に後期試験も同じ大学に再チャレンジすると言っていたところまでは知っているのですが、なかなか厳しいだろうと思っていたんです。
ただ
前期試験が終わってからも毎日のように学校で遅くまで自習していたんです。本当にこちらがびっくりするくらい、1日も欠かさず最終下校時刻までです。
そしたらなんと先日‥
その生徒から無事に後期試験で合格することができたという連絡を個別にもらいました。
派手さがないので、日頃は感情の起伏もほとんど読み取れない生徒なのですが、このときばかりは少し早口で興奮気味でした。私も本当に嬉しくなってしまいました。
そんな昨年度の余韻に浸りつつ‥
新年度もしっかり頑張っていきたいと思います。
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