年収の低い私学を見抜く方法
過激なタイトルですみません。
しかも必ずというわけではありません(汗)
ただし、求人票や学校の雰囲気などから、やっぱり察してしまうことは絶対にあります。
今回はそのあたりのデリケートな内容を、いくつかの観点から提示していきたいと思います。
1.求人票の待遇がブラック
私学の教員の種類としては主に専任教諭、常勤講師、非常勤講師の3つがあります。
専任教諭は完全に身分が安定している状態。
常勤講師は専任教諭まであと一歩、という状態。
多くの学校が常勤講師の募集の際に(専任教諭への登用の可能性あり)と併記していると思う。
非常勤講師は時間数で勤務する体系。
ただし、掛け持ちも認められている。
この中で、常勤講師はほとんど専任教諭と同じだけの業務をこなす。
にも関わらず、ごく稀に「常勤講師は一時金(ボーナス)なし」というような目を疑う求人もある。
また、非常勤講師でも極端にコマ単価が低い場合もあるし、専任教諭の初任給が掲載こそされているものの、ちょっと低くないか?という場合もある。
自分が応募しようと思っている身分の情報以外からも、実は意外に情報が漏れ出てしまっていることがある。
2.求人票の内容からにじみ出るブラック
求人票の書き方には学校の個性も現れる。
募集条件の中に、「大学院卒(専修免許状を取得していること)」というものを掲げている上位校もある。
これは、優秀な人材を集めたいというフィルターであり、学校の意思でもあるので、別にブラックとかそういうようには感じない。
◆本校の教育方針を理解し、強い意欲をもって取り組める方
◆何事にも積極的に取り組める方
◆他校と連携しながら新しい教育プログラムの構築に協力できる方
◆ICT機器を積極的に活用する授業が展開できる方
なんていうのもあるけれども、このあたりは全然問題ない。
今から紹介する事例は、ひょっとしたら教員だけでなく、どこの業界にもあることなのかもしれない。
しかし、それはある意味ではハラスメントにも繋がりかねない内容だ。
そんな内容を平然と書いている学校があった。
私も以下のようなことが書かれていた求人票が本当にあるとは思わなかった。
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