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学校現場で使う(使える)Excel関数について考える

ありがたいことに多くの方にフォローしていただいている本アカウントですが(Twitterもnoteもブログも)、1つの大きな更新の軸は教員とExcelの組み合わせのマガジンだったりします。

更新を始めた頃は、少しでも事務作業をデジタル処理することによって簡略化・作業効率化することができればという思いで始めました。

Excelの基本から(それこそゼロベースくらいを想定して)記事を構成してきましたが、実は更新が1年に1回くらいの頻度に落ち着いてしまっています。

もっとも、教員として優先順位が高い機能や関数を紹介し終わったのであまり更新するネタもなくなってきたというのもあります。また、ここまで来ると便利な関数を探したり組み合わせたりすることもできるようになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

自分自身はというと、今年度は新たにIndex関数とMatch関数を組み合わせることによるExcelファイル内の動作安定化を習得したと思います。

すでに多くのブログサイトなどがあるので、敢えて自分が記事化しなくてもいいと思っているのですが、他にも敢えて広めなくてもいいと思う理由もあるのです。

それは

読んで理解できる人がどれくらいいるのか

ということ。
結局、関数を使って美しくかつミスも少なく機能的にファイルを作り上げても、修正が必要になった時に必要な修正を適切に加えられる方がいいのではないかと思うのです。

学校現場(特に公立校)では3~6年程度で異動があります。
仕事の引き継ぎなど様々なことがあるでしょうが、置いていった時に必要な指示書きやマニュアルや操作方法などが1シート目に作られていないものも少なくないです。

その場合、最終的に自分が使いたくなる場所をまず探し出し、どの部分がどのセルを参照しているのかを根っこまで辿っていくという作業が発生します。
その途中で、存在しないデータなどの当たってしまうとエラーを吐いたりして、画面がref!とかvalue!とかdiv!のエラーまみれになってしまって最初から萎えてしまうことにもなりかねません。
また、途中でわからない関数に遭遇してしまうと、「これなら最初から自分で作った方が早いや‥」ともなりかねず、同じ作業を違う人が繰り返す2度手間、3度手間が生じかねません。

これを防止する意味でも、あえて難しい表現をしないほうがいいかもしれないと感じていて、それゆえにIndex関数とMatch関数の組み合わせについては記事化しなくても(しないほうが?)いいかもしれないと思っていますが‥みなさんいかがでしょうか?

もちろん、選択肢の1つとして知っておくとか、自分の成績処理のためだけに使うから知っておきたいという需要もあるのかもしれませんが‥

基本的には関数の中に関数を記述するようになるので、応用力が少し必要です。自分も未だに途中で迷子になることもちょくちょくあります。

そもそも、よく使うのはSUM関数とかAVERAGE関数とかではないでしょうか。少し複雑なデータ処理を考えると、VLOOKUP関数でほとんどのものが事足りてしまうと思います。VlOOKUPの欠点は関数内の入力項目が4項目と少し多いことですが、直感的にまだ扱いやすいと思います。

更新するにしても少し余裕のできた春休み期間中になるとは思います。

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