絶対的な授業力を見せつける
先程ツイッターにも投稿しましたが。
基本的に、毎日考えながら会心の授業をやっているつもりです。
授業のわかりやすさと、間に挟み込む演習のタイムリーさ、そしてその出典など、とにかく生徒のモチベーションを上げながら巻き込む授業を展開しようとしています。
自分の教育に対するモットーは、「適切な高さのハードルを、適切な数、適切な間隔で生徒の前に並べる」です。
自分の授業を聞いて、取り組んでいたら、いつのまにか気持ちよくできるようになっていた、というのを目指しております。
そして、だからこそ思わず口をついて出てしまう「めっちゃわかりやすい」という子どもたちの言葉がとても嬉しいわけです。
しかも、その言葉を発したのが、生活面でちょっと課題をかかえる生徒だったりするわけです。
事あるごとに何かと指導されがちで、お互いにちょっとフラストレーションが溜まっている側面も。
とりあえず大人に反抗しよう、みたいな時期もあったので、なかなか苦労した生徒でした。
そんな生徒が、先日の私の授業を受けていて「めっちゃわかりやすい!」と言っていたわけです。
まぁ、近くの席の生徒と、なんですけれども。
でも、ちょっと小声で話をしていたのも聞こえてしまったわけです。
個人的にはニヤニヤしていたんですけれども、かつてはかなり大人に反抗していたあの子が、、、と思うとなかなか感慨深いものがありますね。
で、まぁ、今日もさらりと注意することがあったんですけれども、まぁ、話を受け止めるだけ受け止めていました。
本人なりに進歩でしょうか。
今まではとりあえず反抗したのですが、まぁ、聞くだけ聞いとくか、という感じにはなってきました。
まぁ、まだまだ時間はかかるのかもしれませんが、とっかかりをつかめた、という点ではとても意味のあることだと思っています。
ちなみに、そういう生徒は1人や2人ではありません。
久しぶりに、自分の所属する学年のクラスの大半の授業をやっているので、やはり私の授業を受けた生徒たちは少し話が通りやすい気がしています。
かつて、かなり手を焼いた子たちは他にもいるんですけれども、反抗の意思の現れとして授業中に居眠りをするとか、寝たフリをするとか、そういうこともありました。
しかし、今ではうなずきながら聞いている子もいますし、私に対して無視を決め込んでいた生徒も、授業を受け始めてからある程度のコミュニケーションを取れるようになってきました。
本当に絶対的な授業力は全てのとっかかりになると感じる今日このごろです。
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