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仕事に対する姿勢

さて、今日は少しネガティブな内容になるかもしれません。

つい先日のお話です。

急遽、ある担任の先生が体調を崩してお休みをとることになりました。

当然、副担任の先生が朝と帰りのホームルームに行くわけです。

出席確認をしてくれたのですが、欠席者への家庭連絡までしていただけなかった。

賛否両論があったり、学校文化があったりすると思うのですが、たった一言だけ

「4人も休んでたよ。まったく。。」

と言い残して職員室を去っていきました。

うーむ。

横で見ていた我々は、頼むからそのまま家庭連絡までやってくれ、と心の中で祈っていたのですが、残念ながらそうはいかなかった。

その方は担任を外されてしまったまま、もたせてもらえないというタイプの教員。

私は過去にそのような方を数人見てきましたが、なかなかちょっと手強いですよね。

この手の方々は、タイプも様々に分類されてしまいます。

1.問題を起こす系
子どもや保護者とトラブルになるケースが少なくないパターン。ちょっとしたものの言い方や説明不足により本人が損をするパターンもありますね。もちろん、根本的に、性格的に難しい場合もありそうですけれども。

2.無気力系
仕事に対して無気力なパターン。子どもに対しても放置しがち。上手い教員は遠くから見守っていてここぞという時には割って入ってくるのだが、このタイプはそれができない。自由をはき違えるパターンもある。

3.鈍い系
そこそこやる気はあるのだが、子どもたちや保護者が求めていることがわかっていない。そして仕事でも何が重要なのかわかっていない。空回り系にも近い場合もある。

今回の先生の場合は3番でしょうか。

ちょっと生徒からもナメられてしまうところがあります。

基本的に、出欠確認の後の家庭への電話連絡は、生徒の安全確認の意味があるというのをわかっていない(または忘れている)。

そこまでが仕事としてセットでしょう、と言いたくなってしまうのですが、残念ながらそこまで強く言うことができない。

言えない我々も悪いのですけれど。

ただし授業はべらぼうに上手い。

そういう観点で突き抜けているので我々も言いにくくなってしまうのかもしれません。

人には向き不向きがあるのかもしれません。

適正と適性、というか特性なのかもしれませんが。

いずれにしても、もちろん同僚の間で気持ちよく仕事が出来るに越したことはないのですが、ちょっとした気遣いでやりやすくなることも多いです。

お互いのためにも、ぜひ気遣いをして生きやすい学校にしていきましょう。

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