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日々のつれづれ

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日々の書きだめ場。
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2021年3月の記事一覧

1つの問いを深く考えることが苦手になってきていることを感じる

油断すると、自分自身もそうなっているのではないかと心配になってしまいます。 近年、本当に世の中は便利になりました。 欲しい情報にはすぐにアクセスできるし、モノも情報もやりとりも全てが速い。 単純化する仕組みも整ってきている気もします。 もちろん、使い手によってはその効果を存分に発揮することもありますし、逆に、効果が薄れてしまうこともあるとは思います。 一般論から、教育現場で感じたことまで、今日は最近感じたことを述べてみようと思います。 1.一般論として例えば、説明

年度最後の授業のサプライズ

別に生徒からモノをもらったわけではありませんよ?(笑) (タイトルの画像って本当に大切だなと思ってしまう…汗) さて、今年度もいろいろ終わりが見えてきました。 で、今日、あるクラスで年間最後の授業を迎えたりしました。 特に何もなく授業を終えたんですけれど。 最後の号令のときに、ちょっとだけ違和感が。 いつもはザワザワしながら、なんとなーく、号令がかかって(もちろん号令の「礼」の前後はちゃんと静かになるんですけれども)、ゆるーく終わるクラスだったんです。 ところが

授業後に質問が出ないのはいいのか、出過ぎるのは悪いのか、というお話。

結論を行ってしまえば、そんなのは状況と程度による、という身も蓋もない話になってしまうと思うのですが。 生徒の動きがいつもと違ったので、ちょっと話題にしようと思いました。 時は少しばかりさかのぼって学年末考査の少し前の話なんですけれども。 基本的に、自分はわかりやすい授業を目指していて、ほとんど授業が終わった後に生徒が質問をしにくることってないんです。 もっとも、進学校の高校だと、これはこれで危険な側面もあったりします。 というのも、授業が逆にわかりやすすぎて(←自分

保護者連絡のタイミングを逃さない

これは、質も量ものお話。 やっぱり、あるんですよね、肝というか、タイミングというか。 特に保護者も生徒も不安定な場合にプラスアルファの電話を入れておくと好転することもある。 3日に1回程度、日頃の様子を報告・共有しつつ、つながりを維持することもあるでしょう。 毎日、事務連絡を端的に行う場合もあるでしょう。 しかし、最近、やっぱり感じたのは、ちょっとつらい状況にあるからこそ、できたことなどのプラスアルファの電話連絡をすると保護者に感謝されるということ。 これは、小学