#30 今こそ尖った教育論を!~ 森本あんり『異端の時代 正統のかたちを求めて』より~|学校づくりのスパイス
コロナの感染拡大が国内では少し落ち着きましたが、その波紋は今後とも続くでしょう。学齢期の子どもが学校に毎日登校して学ぶことは自明ではなくなり、オンラインを活用した学習の可能性も拓かれました。そして同様の事態が再び起こりうるとなると、その課題は危機対応だけには収まりません。従来の「学年主義」「履修主義」の前提を一度括弧に入れて、公教育全体を再デザインする必要が出てくるはずです。
こうした時代の転換期にあって、柔軟で足腰の強い議論を展開するために必要なのはどんなことでしょう