#25「捨てる技術」の時代~ 羽生善治『大局観 自分と闘って負けない心』より~|学校づくりのスパイス
新型コロナウイルスの猛威が学校現場にも大きな陰を落とそうとしています。この原稿を書いている2020年4月上旬の時点では影響がどの程度長引くか見通しが立っていませんが、学習指導要領に定める授業時数を年度内に消化することができない学校も少なからず生じるはずです。
そうした局面での学校の課題は、大状況を俯瞰して現場レベルで活動を取捨選択して再組織化することで、児童・生徒に対する教育的効果を最大化することです。今回はこうした大局をつかむ知の働きについて、将棋の棋士の羽生善治氏に