なんでもある街、駅前の人達

東京、下北沢
住んでいる街。
ここにはなんでもある。居酒屋、古着屋、喫茶店、パチンコ店。
サイゼリヤだけ無い。

自分はそんな街に住まされている感覚。
まだまだ似合わないし似合うまであとどれくらい時間がかかるんだろうって思ってる。
いつまで経っても似合わないかもしれない、そうも思ってる。
それくらい自分の未熟さを思い知らされる街。

小田急改札の前で誰かを待つ人達。
階段に座って夢を語りながら酒を飲む人達。
ギターを弾く人達。
道に座ってタバコを吸うバンドマン達。
ガールズバーの呼び込み。
潰れているサラリーマン。

下北沢の光景に憧れを感じていたあの頃。
この街は色々なことを考えさせてくれる。
大事なことはちゃんと教えてくれない。
寄り添ってくれるけど突き放す街。
けどそんな街にしがみつきたい。
それは駅前にいる人達と同じだと思う。