Amazonとみやぞんの互換性

かれこれ今の職場に勤めて、十三年目を迎えた。正しく言うと、派遣時代を合わせて十三年目。夏期と冬期オリンピックを、二回経験している。本来なら、三回目の夏期オリンピックなのだが、コロナのせいで延期になったので二回。

めんどくさがりが故に、転職という作業が億劫なだけで、辞めれるもんなら辞めていたと思う。しかし、家庭を持っているし、何よりも生活があるので続けていたらこんな事になっていた。僕の生みの父親は、転職を繰り返していた人らしい。記憶にないが、母がそう言っていたのでそうなんだろう。僕は高校を出て、今の職場にすぐ勤めたので、社会経験がここしかないのだ。

別に天職だとは思っていない、手先がそもそも不器用なので、指先の細かい作業は未だに苦手だ。むしろ得意な事などあるのか?とも思っている。ギターも別に得意ではないのだ、好きでやっているからこれに関しては続けていけると思っている。仕事と趣味みたいな曖昧な境目に僕はいると思っている。結局金や知名度がないと、音楽をやっていても周りは認めてはくれないのだろう。日本人の民族性というか、そんなもんなんだろうなと思っている。別に日本人の民族性を非難したいわけでない、非難したところで何かが変わるわけでもないので、静観していこうって感じだ。

ここ数日色んな事があって、情熱的な日もあれば、ドライになってしまう日もある。かつてのメンバーにも言い続けてきたが、モチベーションを高め続ける作業が一番難しいのだ。バンドや音楽なんて本当に好きじゃないと、定職と共に続ける事は難しいと思っている。よく歩みを止めて考えてみればいい、みたいな意見を目にするが、僕には無理だ。マグロみたいに泳ぎ続けなければ死んでしまう。思考停止してしまうような事なら辞めてもいいんじゃないか、という持論でここまでやってきた。だからまだ泳いでいくんだろうなとは思う。

こんな事を書くと、悲観的に見えるかもしれないが至って普通である。ずっとこのサイクルの中で生きてきたのだ。答えとかそう言った類は相変わらず、曖昧でよくわからないのだけど。やりたい事をやりたいように生きているのだから、グダグタ言うててもしゃあない。とりあえず今は笑いながらギターを弾いて、笑いながらビールが飲めればそれでよい。

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