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【旅行記】台湾2度目のひとり旅(前編)

ライブでZepp Hanedaに行くからついでに行っちゃおう。台湾ならほぼ日本、余裕でしょ。そんなノリで決めました。

しかし「ほぼ日本」なんてそんなことはありません。
しっかりと戸惑い、しっかりと異国を感じられた満足な旅でした。

それでも初めての海外一人旅は台湾がおすすめだし、歳を取っても何度でも行きたいと思える国でした。

※長くなりすぎたので前編後編に分けます。前編は食べ物メインです。


前回は確か2016年9月

初めての海外一人旅。2泊3日。
3連休取れることが珍しく、成田空港も近かったため海外に行くことに決めました。
海外旅行は卒業旅行ぶり2回目でしたが、友達に頼り切りだったのでドキドキ。しかも初めての国。

不安で日本人が経営するゲストハウスに決めました。一人部屋にしましたが、人が集まるスペースに行く余裕はありませんでした。9月はとにかく暑かったです。

行ったところで覚えているのは士林夜市、中正紀念堂、龍山寺、占い、九份。
小籠包、胡椒餅、かき氷を食べたのを覚えています。
士林夜市で白ゴーヤジュースに挑戦して、まずくて捨てた。。
(めちゃくちゃ推してたのがおもしろかったんですよね)

今回の目的

ひたすら「食」です。
今では大好きな魯肉飯と豆花を食べなかったことが心残りでした(のちに東京で初めて食べた)。

あと調べていると、漁師バッグというのを知って「かわいい!ほしい!」と思いました。
チャイナシューズもほしくなりました。The 日本人ですね。
今回はたまたまレガシーキャリア(エバー航空)で予約していて受託荷物込みだったので、大きなスーツケースを持って行って買い込みます。

松山空港から30分くらい

前回は桃園空港だったと思いますが、今回は松山空港。
電車でホテルの最寄駅東門駅まで30分くらいでした。近すぎてびっくりです。しかも電車は頻繁に来るので待つことは少ないです。
いつも空港からホテルまでがドキドキなので、電車且つ短時間で移動できるのはありがたいです。

悠遊カードをまず買え(言語で困った①)

Suicaのような電子マネーカード「悠遊カード」はほしいと思っていたものの、日本のノリで券売機で買えるものだと思ってあまり調べていませんでした。
空港の駅は普通の切符売場しかないように見えてとりあえず買ってしまいました。路線ごとに改札を通るのかなと思い、乗換駅までの運賃しか支払っていませんでした。

降りる東門駅にて。運賃不足の切符を入れてしまったらピーピー鳴るだろう。駅員さんにどう伝えたらいいのか分からない。。
英語?中国語?(最初台湾語だと思っていた)Google翻訳では中国語が二種類あって、どれか分からない。漢字が難しいというのは見たことあるので「中国語(繁体)」かなと思ったが。。
乗り換えた駅が「大安駅」で「大安までの運賃しか払っていないです」と書いても駅名が訳されていなさそうです。
「運賃が足りないと思います。追加料金はいくらでしょうか」と「中国語(繁体)」で訳して駅員さんにすぐ対応してもらいました。

悠遊カードは永康公園前のセブンで買いました。
いくつかのコンビニにはなかったのですが、レジ前にいろんな種類が引っかかってていました。防犯で留められているので、店員さんにジェスチャーで伝えて取ってもらいました。
小籠包の絵柄でかわいいです。

悠遊カード

滷肉飯でルーローハンらしい(言語で困った②)

東門赤肉羹は豚汁の赤肉羹以外にも魯肉飯がおいしいらしいので来ました。
しかし、メニューに「魯肉飯」がありません。
(不安でGoogle Mapの写真やクチコミを見たのにどれが魯肉飯か分からなかった)
「滷肉飯」か「魯筍絲」の二択。
店員さんに気づいてもらって「ルーローハン」と指差ししてもらったのに、私が書いた方は違ったようです。
正しくは「滷肉飯」。
元々は「滷」らしく、日本では「滷」の常用漢字がなかったため置き換えられたらしいです。
現地でも「魯肉飯」が多いイメージでしたが、そう書いてくれてるのは日本人に合わせてくれてるお店なのね。

東門赤肉羹の赤肉羹と滷肉飯

日本語メニューがあるところもありますが、おにぎり(飯糰)屋さんやカフェは指差し注文できないところもあったので事前にメモに書きました。
スマホだとその漢字もどうやって出すのか分からないのでクチコミからコピペしました。
コーヒーはミルク入りだとダメなので(乳糖不耐症)、どれがブラックコーヒーなんだ?と英語で探して、アメリカンかアメリカーノかぁという感じでした。

「おいしい」じゃない、「うまっ!」

感動するおいしさを感じると「うまっ!」となるのだなと実感しました。

飯糰

今回初めて食べた台湾おにぎり「飯糰」がとてもおいしかったです。
餅米のもちもち、揚げパンのカリカリ、肉でんぶの甘み、漬物のコリコリ、煮卵まで。
公園で食べる時がとても幸せでした。
別の店だとまた具が違ったりして、食べ比べができてよかったです。

飯糰覇の招牌總匯飯糰

阿宗麺線

鰹出汁がしっかりしていて驚きました。鰹節のようなものも見えます。
パクチーを入れていいか確認されました。
ベトナムのフォーがあっさりしすぎてパクチーがないと物足りないということがあったので少し入れてもらいましたが、出汁がしっかりしているのでパクチーは邪魔でした。苦手なら抜きでいいです。
麺がツルツルしていてモツもおいしかったです。

芋圓豆花

前に九份かな?で芋圓を食べてあまりおいしい印象がなかったのですが、豆花荘の芋圓は風味ともちもち食感がとてもおいしかったです。

古早味豆花では芋圓とピーナッツが入った豆花を頼むつもりでした。
この組み合わせはメニューになかったので指差しができず、日本語メニューに「タロ芋団子」とあったので「タロ芋」と言って注文しました。
そしたら大きなタロ芋がゴロゴロと乗っていました。タロ芋自体(「芋頭」)もトッピングとしてあるのかと衝撃でした。
しかも甘くておいしい。きな粉のような味。
おいしかったのですが、量が多くて(芋のせいかも)、豆花荘の方が好みでした。

意外においしくなかったもの(味が薄い)

クチコミでは同様の意見が見られなかったので、日々味の濃いラーメンを食べて味覚が馬鹿になってしまったのかなと思います。薄味好きだったのに(泣)

  • 永康牛肉麵の清燉牛肉麵:辛いのが苦手なので塩味?のやつです。
    スープは牛肉の酸味を感じるだけです。麺(ソフト麺みたい)を食べても麺の味しかしません。
    食べ進めれば慣れて食べられますが、味が薄かったです。
    Sでもそれなりに量があるので、胃袋がもったいなかったです。
    みんなが食べている辛い方を選べばよかったかもしれません。
    肉は柔らかく食べられました。

  • 度小月の担仔麺:日本語もあり店員さんも優しく良い店だったのですが、麺はニンニクとパクチーの味しかしませんでした。
    汁を飲めば醤油味がするという程度です。
    量が少ないのでいろいろ食べたい私にはよかったです。

  • 金峰魯肉飯の魯肉飯:これまた味が薄かったです。肉はトロトロ、米の硬さもちょうどよく、食感はおいしいのですが。。
    東門赤肉羹の魯肉飯はちょうどいい味の濃さでした。
    意外にも台湾であまり八角の味に出会えなかったので普通においしい肉ごはんでした。

  • 緣味古早味現烤蛋糕の台湾カステラ:これまた味薄い。焼け目の部分は硬くてパサパサしています。
    大きいし飽きてしまうので一人には食べ切れません。
    1つの味につき1回5人しか買えないので、もっと一人当たり小さくして多くの人が買えるようにした方がいいのではないかと思います(私が買ったせいで買えなかった後ろのおじさんに申し訳ない)。

  • 好丘のベーグル:いろんな珍しい味があって7種類ほど買いましたが、硬く、風味もいまいちでした。
    (と思いきや、トーストしたらおいしかったです)

夜市で箸はもらえないのか

いかに日本のノリで来てしまったかという感じですが。
今回夜市は寧夏夜市、方家雞肉飯のジーローハンを食べました。
イートインが激並びだったので、テイクアウト(Take away)にしました。道の端っこで食べようかと思ったら、箸もスプーンも何もありません。
立って食べている人たちはみんな持参なのか。。
イートインの箸は金属のやつで割り箸ではありません。
本当はホットドッグみたいなやつ(大腸包小腸)とかも食べたかったのですが。。並びがすごいのと、冷める前にジーローハンを食べたかったのでさっさと帰りました。
スーパーに寄ったので冷めてしまいましたが。それでもおいしかったです。

本当に二度目?というくらい初心者ですみません。
初めてじゃない方が、気が抜けてたりしますよね。

後編に続きます(観光メイン)。


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